感動したプロの仕事
※Come home! webに掲載された記事を転載しています
朝、会社の給湯室に行くと、清掃会社の方がお掃除をしてくれています。「おはようございます」と、お互いに挨拶をするので顔なじみという感じです。
ある日、いつもと違う方が作業されていました。挨拶をして、私は編集部に戻りました。
それから1週間くらい経った頃、給湯室に変化がありました。壁中のタイルがピカピカ光輝いているのです!
あのひとだ!小柄な年配の方だったけど、高いところまで磨いてくれたようです。ここで料理はしないので、特に汚れていたわけでもありません。なのにきれいになったのが分かるなんてすごい!
感動に打ち震えた私は、次にお会いしたら聞いてみようと待ってました。「おはようございます!あの、タイルがすごいキレイになって!」話しかけられて、ちょっとびっくりした様子でしたが、ニヤリと口角を上げて「毎日、少しづつね磨いたの。」
普通の研磨剤と歯ブラシで磨いたこと。娘さんがいること。ご自身は外国籍で日本でがんばって働いたこと。くぅ~カッコいい。「中途半端がキライなの」このピカピカさを見れば分かります。プロは、ピンチヒッターで2週間限定で来てくれていたそうです。
ウチの台所も給湯室と同じ白タイルなので、汚れてくるとプロの仕事を思い出して掃除をします。まだ、給湯室の再現には至りません。
前の記事👁👁⇒編集部シゲの四コマ日記「しあわせのタネみっけ!」
編集部の中の人・シゲ
編集部内の庶務からイラスト制作、Instagram投稿などを担当。
整理収納アドバイザー、風水片付けコンサルタントの資格を持つ、マルチプレイヤー。妖怪好き。『四コマ』と言いつつ三コマだったり五コマだったり。猫のうめちゃん、たまちゃんも時々出たり。
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。