ムラヨシマサユキさん究極の偏愛レシピ「ケーキスコーン」
日々、お菓子への飽くなき研究を続けるムラヨシマサユキさん。
書籍『お菓子はもっとおいしく作れます!』に掲載されているスコーンのレシピは、新しい材料や作り方をなんでも試してみるムラヨシさんが、何十年も変わらずに溺愛し続けている、まさに究極のレシピです。
『お菓子はもっとおいしく作れます!』には、クッキーやスポンジ、パウンドケーキなど、基本の焼き菓子のレシピだけではなく、文字攻め!? と言われるほど、おいしく作るための情報が満載です。
失敗例やなぜその工程をするのかという理由がぎっしり。しかも、書籍の中にあるQRコードを読み込むと動画レッスンが見られます。
写真や文字だけでは、どうしても伝わりにくい生地の状態や手の動かし方。この動画を見てからお菓子を作ると、失敗せずにスムーズに作れるようになった! という嬉しい反響もたくさんいただいています。
今回は、特別にムラヨシさんのスコーンのレシピと合わせてレッスン動画も公開します。以下からご覧になれますのでぜひチェックしてみてくださいね。
ケーキスコーン
材料
A
|薄力粉 200g
|ベーキングパウダー 8g
|グラニュー糖 40g
|バニラシュガー(またはグラニュー糖) 10g
|塩 ひとつまみ
バター(食塩不使用) 60g
B
|卵 1個
|プレーンヨーグルト 10g
|生クリーム 50g
下準備
◎バターは冷たいまま1㎝ 角に切り、冷蔵室に入れて冷やす。
◎Aを合わせてふるい、冷蔵室に入れて30分以上冷やす。
◎Bをボウルに入れて混ぜ、冷蔵室に入れて30分以上冷やす。
作り方
1 ボウルにA、バターを入れ、バターに粉類をまぶす。指の腹でバターを潰しながら粉類とすり合わせ、バターの粒が小さくなってきたら、両手で手早くすり合わせてサラサラの状態にする。
2 1 の中央をあけ、Bを加える。ゴムべらで中心部分を20回ほど混ぜたら、さらに底から上下を返すようにして粉類が卵液を吸うまで混ぜる。
3 カードで切るように混ぜたら、さらに手とカードで底から上下を返すように混ぜて均一になじませ、そぼろ状にする。
4 生地を手でぐっと押してまとめ、カードで半分に切って重ねる。これを同様に5~6回くり返す。
5 まな板などの台に打ち粉適量(分量外)をふって生地を取り出し、めん棒で1㎝厚さの長方形にのばす。
6 生地を包丁で半分に切ってから重ねる。2枚重ねたラップで包み、冷蔵室に入れて1時間休ませる。
7 まな板などの台に打ち粉適量(分量外)をふって生地を取り出し、表面にも薄く打ち粉をふる。生地を抜き型で抜く。残りの生地はやさしく寄せ集めて再度型で抜き、残りはまとめる。オーブン用シートを敷いた天板に並べ、牛乳適量(分量外)を刷毛で上面に薄くぬる。190度に予熱したオーブンで15~18分焼き、取り出してケーキクーラーにのせて粗熱をとる。
このレシピはこちらから!
ムラヨシマサユキ『お菓子はもっとおいしく作れます!』(主婦と生活社)
大好評のシリーズ第二段ムラヨシマサユキ『お菓子はさらにおいしく作れます』(主婦と生活社)
ムラヨシマサユキさん
料理研究家 製菓学校卒業後、パティスリー、カフェ、レストラン勤務を経て、パンとお菓子の教室を始める。深い探究心から考案されるレシピの数々は、シンプルで作りやすい初心者向けから、丁寧な解説が必要な料理上級者向けまで幅広く、おいしく作れると大好評。「家で作るからおいしい」をコンセプトに、雑誌、書籍、テレビなどで活躍中。著書に『CHOCOLATE BAKE』、『CHEESE BAKE』、『ムラヨシ マサユキのジャムの本』(主婦と生活社刊)、『家庭のオーブンで作る食パン』(成美堂出版刊)、『ムラヨシマサユキのお菓子 くりかえし作りたい定番レシピ』(西東社刊)など。Instagram
photo_邑口京一郎 styling_中田裕子
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