第4回 寒さが増して冬野菜がおいしくなってきました

京都「本と野菜OyOy」から
2021.01.26

こんにちは。「本と野菜OyOy」の佐藤です。

今年の冬は雪が多いですね。寒さが増すと冬野菜がどんどんおいしくなります。
うちの店にも今が旬の野菜たちが毎日入荷しています。


ねぎやほうれん草などの葉野菜、大根やカブも豊富です。
どの野菜もいろんな品種があり、とてもカラフル。黄色い黄金カブ、紫大根、中が赤い紅芯大根、紫や黄色のにんじん、黒キャベツに赤ビーツ、黄カリフラワー……。
売り場がとても鮮やかで、気の滅入る話題ばかりの日常に元気を与えてくれます。


もちろん食べても、かなりおいしい!
この日、味見させてもらったのは、グリルしたカリフラワー(飲食併設の本屋の特権)。
有機栽培のカリフラワーは甘味があって力強く、食べ応えがあります。今日はグリルだったけど、蒸して柚子味噌をつけたりポタージュにしても、とてもおいしい。


ここ最近、入荷の種類が増えてきたのが柑橘類です。
グリーンレモンにはじまり、レモン、温州みかん、柚香、柚子、八朔、伊予柑。色味や大きさも表情豊かな柑橘類。これから本格的に入荷します。


そのまま食べるのは、もちろんおいしいけれど、旬のおいしさにひと手間かけて、ジャムやシロップ漬け、果実酒などに加工するのも楽しいですよね。

うちの店には、そういった調理や加工に長けたスタッフがたくさんいるので、情報交換もまた楽しいもの。
私もこんな本あるよ、と柑橘類やジャムの本を教えたり。食いしん坊万歳な職場です(笑)。

季節の味を日常に取り入れて楽しめるって、なんて幸せだろうと思います。感謝しかない。
今日もありがたくいただきます。

左から)果物のシロップ漬けやコンフィなどのレシピ集で、みずみずしい写真も素敵な『季節をとじ込める果物とお菓子のレッスン』(盛岡麻以著・エムディエヌコーポレーション)。柚子の果汁だけでなく、種子や蕾など、全てを使い尽す情報が満載の『 柚子のある暮らし』(中村成子著・文化出版局)。春夏秋冬の柑橘を使ったレシピが楽しめる『柑橘料理の本』(尾田衣子著・オーバーラップ)

 

 

本と野菜OyOy
京都市中京区烏丸通姉⼩路下ル場之町586-2 京都市営地下鉄「烏丸御池」駅直結 新⾵館1階

営業時間 11:00〜22:00
TEL 075-744-1727
https://oyoy.kyoto/

Profile

佐藤夕伽子

YUKAKO SATOU

京都「本と野菜OyOy」にて本の選書・売り場作り、運営を担当。
子供の頃から本はもちろん料理書が好きで、編集・メーカー企画販促・カフェ・雑貨店・書店などで勤務。ずっと本と食に関する仕事に携わる。大阪府出身で大阪と京都を行ったり来たり。社会人と大学生の息子ふたりと三人暮らし+ねこ。

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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