さっぱり味が後を引く!じゃがいもひとつで作れる常備菜。〜横山タカ子さんの「じゃがいもの甘酢漬け 」レシピ

季節の手しごと
2021.03.17

子供の頃から漬けものに親しみ、ライフワークとして漬けものの研究を続けている横山タカ子さん。
そんな横山さんの一生ものの漬けものレシピを一同に集めた『横山タカ子のお漬けもの』。基本のぬか漬けや粕漬け、さしす梅干し、即席漬けなど、季節を楽しみ、カラダを整えてくれる漬けものがたっぷり収録されています。

今回は、『横山タカ子のお漬けもの』から、「じゃがいもの甘酢漬け」をご紹介します。
信州では古くから冠婚葬祭など、行事の時によく作られる「いもなます」をアレンジした1品。
極細のじゃがいもに、甘酢を染み込ませ、ふわっとした食感に仕上げるのがポイント。
これからの季節、シャキシャキの新じゃがを使ってもおいしいですよ。
じゃがいも1つあればすぐに作れて、冷蔵室で3日ほど日持ちもするので、たくさん作っておくと、食卓にもう一品何かを出したい、そんな時にも便利です。ぜひ、おためしください。

 

じゃがいもの甘酢漬け

材料(作りやすい分量)

じゃがいも...2個(300g)

菜種油...大さじ1

甘酢  ...大さじ2 ...40m 砂糖...大さじ1 ...小さじ1⁄2

赤唐辛子の小口切り...1本分

【容器容量】2l 【保存期間】冷蔵3

 

作り方

1 甘酢の材料を合わせて混ぜ、砂糖と塩をよく溶かす。じゃがいもは皮をむき、細いせん切りにする。水に放してでんぷん質を取り、ざるに上げて水けを切る。これを3回繰り返す。

2 フライパンに油を熱し、1をかき混ぜながら弱めの中火でじっくり炒める。

3 ボウルに入れ、熱いうちに甘酢を加え、赤唐辛子を入れてよく混ぜる。

 

 

 

 

4 1kgの重石をのせ、常温で30分ほどおき、味がなじんだら完成。その後は冷蔵室で保存する。

 

←横山タカ子さんのレシピはこちらにも

 

もっとレシピを知りたい方は、こちらをどうぞ!

横山タカ子のお漬けもの』(主婦と生活社)

 

photo:澤木央子

『横山タカ子のお漬けもの』(主婦と生活社)
定価:1760円(税込)

自家製のお漬けものは、おいしいだけでなく、乳酸菌やミネラル、ビタミン、食物繊維も豊富といいことづくし。本書では、ぬか漬けや梅干し、白菜漬けなどの定番のお漬けものから、サラダ感覚の即席漬け、季節を楽しむお漬けもの。さらに、漬けものを使った絶品アレンジ料理まで、漬けものが存分に楽しめます。しかも、どれも、身近な野菜と調味料で、驚くほど簡単に作れるものばかり。

Profile

横山タカ子

YOKOAYAMA TAKAKO

長野県在住、料理研究家。信州の郷土料理、行事食に造詣が深く、そこからヒントを得たオリジナルな家庭料理を考案。長野や東京で料理教室を開くほか、講演会などでも、その味と技を伝えている。NHK「きょうの料理」講師のほか、様々なテレビ番組に出演。また、結婚以来、季節ごとの漬けもの作りを楽しみ、経験から生まれたおいしい漬け方を広めている。著書に『健康おかず作りおき』(主婦と生活社)、『四季に寄り添い暮らしかさねて』(信濃毎日新聞社)ほか多数。

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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