豚バラ肉×キムチ×にらで作れる、最高に白いごはんがすすむおかず。味の決め手はあの調味料!〜飛田和緒さんの「豚キムチ」のレシピ

きょうの夕ごはん
2021.05.31


白いごはんに合うおかずが、なにより得意な料理家の飛田和緒さん。世に作りおきブームを巻き起こしたヒット作『常備菜』、そのシリーズ第2弾となる『主菜』では、白飯がもりもり食べられるおかずをたくさんご紹介くださっています。




「ごはんは毎日、土鍋で炊きます。3合炊きなら、約20分で炊き上がる。その間に作れるおかずが、主菜となります」と飛田さん。なので、基本的におかずは、20〜30分ででき上がるものばかりなのだそう。

そんな飛田さんの家族に人気のおかずリストの中から、今回は手頃な材料で作れて抜群においしい一品をご紹介します。


豚キムチ

【材料(2人分)】
豚バラ薄切り肉…150g(約6枚)
白菜キムチ…100g
長ねぎ…1/2本
にら…1/4束
ナンプラー(またはしょうゆ)…少々
ごま油…小さじ2


【作り方】
 豚肉とキムチはひと口大に切る。長ねぎは1cm幅の斜め切りに、にらは3cm長さに切る。

 フライパンにごま油を熱し、豚肉、長ねぎの順に中火で炒め、全体に火が通ったらキムチを加えて炒め合わせ、ナンプラーで味を調える。にらを加え、ひと混ぜする。


【メモ】
キムチが浅漬けの場合は、さっぱりと。古漬けなら酸味が加わり、やや濃厚に。キムチの味、漬かり具合で、調味料を調整してください。ナンプラーはタイで使われる魚醤(ぎょしょう)ですが、わが家では日本のしょうゆ、特に薄口しょうゆの代わりに使うことが多いです。魚から作るしょうゆですから、魚のうまみも加わるような気がするのです。ぜひこの機会に、ナンプラーに挑戦してください。

    ナンプラー

 

【飛田和緒さんのレシピはこちらにも】

 

photo:吉田篤史  styling:久保原惠理

 

 

 

『主菜』(主婦と生活社)


定価:1430円(税込)
大ベストセラーとなった作りおき本『常備菜』シリーズ第2弾。そのつどさっと作れて白いごはんがすすむ、飛田さんちで家族に人気のメインのおかずをたっぷり109レシピ掲載。ご主人が好きなポークチョップ、娘さんの大好物の鶏南蛮の卵ソース…。おなじみの定番おかずにも、白いごはんをおいしく食べるための飛田さんらしい工夫がいっぱい詰まっています。『常備菜』と合わせて2冊あれば、毎日のごはん作りは、もう楽勝です! !

Profile

飛田和緒

KAZUO HIDA

1964年、東京生まれ。夫と娘との3人暮らし。高校3年間を長野で過ごし、短大進学とともに再び東京で暮らし、会社員などを経て料理家に。日々の暮らしから生まれる、身近な食材で作る無理のないレシピが人気。その中には、長野に住む母や友人によって知った長野の味、自身が暮らす湘南の味、その土地ごとの味と向き合い、食材を食べきる知恵も詰まっている。著書に『常備菜』『主菜』『つまみ』『常備菜2』(すべて主婦と生活社)など多数。
Instagram:hida_kazuo

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