生の白菜&ひじきを梅とみそで味つけするだけで、ごはんがすすむひと皿に!〜夏井景子さんの「白菜とひじきのサラダ」のレシピ
いよいよ12月、師走となると、急に慌ただしい気分になるのはなぜでしょうか。おいしいごはんを食べて、体調を崩さないようにして、年末まで元気に過ごしたいですね。
ところでみなさんは、白菜はどうやって食べるのが好きですか? 白菜といえば、やはり鍋もの! そして煮もの、スープ、炒めもの、漬けものにしてもおいしいし、ギョウザに入れても最高においしいですよね。実は以前、夏井景子さんの料理教室で習ったこの白菜のサラダ、とても簡単に作れてとってもおいしいので、今回ご紹介させていただきますね。
レシピは、夏井さんの著書『“メモみたいなレシピ”で作る家庭料理のレシピ帖』から。この本には、東京・二子玉川で開いている夏井さんの料理教室の人気メニューが、ぎっしり詰まっているんです!
レシピはすべて夏井さんの手描きというオリジナリティと、夏井さんの穏やかでかわいい人柄のおかげで、料理好きな人、料理が苦手な人、料理初心者の人・ベテランの人、様々な方が参加しているお教室で、編集担当Aも数年前から潜入し、「この方の本がほしい!」と猛烈アタックして実現した本。どのお料理も絶妙にヒネリがきいていて、本当においしいんですよ〜。
鶏手羽元の台湾風煮込み。これはお教室で習って、強烈においしくてうちに帰ってすぐに作りました。五香粉をほんのりきかせるのがコツ
大根のごま煮は、味噌とすりごまで煮た大根に肉みそをのせる、ごはんがすすむひと皿。たっぷりの大葉がポイント!
撮影時に試食で争奪戦になった、人気ナンバーワンの辛味噌の煮込みハンバーグ。お教室でも大人気でした。たっぷりのにんじんとトマト入りのコチュジャンベースのたれで煮込む、ヘルシー感がありつつパンチのきいた一品。ごはんがすすみます!
おかひじきときのこのサラダ。大根おろしが入ってさっぱり味。これも抜群においしいんですよ〜
大根ひよこ豆と里芋のコロッケは、ファラフェル(中東のひよこ豆のコロッケ)にほくほく感をプラスしたもの。レモンとにんにくがきいたヨーグルトソース(これがまた美味!)でいただきます
こちらの白菜のサラダ、生の白菜とひじきを梅+みそで味つけするだけととっても手軽なので、時間がない日でもすぐに作れます。あと一品ほしい!という時にもおすすめですよ。
白菜とひじきのサラダ
ひじきと梅の組み合わせが好きで、
それをドレッシングがわりにしたサラダです。
【材料(4人分)】
白菜(4cm長さの細切り)…2〜3枚
芽ひじき(乾燥・水で戻す)…大さじ1(3g)
梅干し(たたく)…1個
A・酢、オリーブ油…各大さじ1
・みそ…小さじ1
・かつおぶし(細かいもの)…軽くひとつまみ
【作り方】
1 水で戻した芽ひじきをざるに上げる。
2 たたいた梅干しとAを合わせ、1を加えてあえる。
3 白菜と2をあえて器に盛る。
photo:衛藤キヨコ styling:夏井景子
定価:1485円(税込)
「帰ったその日に、またすぐ作りたくなるくらいおいしい!」「内緒にしておきたい料理教室」と生徒さんから絶賛されている、料理家・夏井景子さんの料理教室の人気レシピを集めたレシピ集。「豆腐と根菜のつくね」「人参と豆苗のコチュジャン白和え」「ベトナム風卵焼き」「辛味噌の煮込みハンバーグ」「切り干し大根とツナのちらし寿司」「トマトクリームのロールキャベツ」などなど、家庭料理にちょっぴりヒネリを加えた目新しいレシピが魅力。レシピはすべて夏井さんによる手描き、イラストつきで、そのかわいらしさからもファンが急増中です。
Profile
夏井景子
1983年新潟生まれ。板前の父、料理好きの母の影響で、幼い頃からお菓子作りに興味を持つ。製菓専門学校を卒業後、ベーカリー、カフェで働き、原宿にあった『Annon cook』でバターや卵を使わない料理とお菓子作りをこなす。2014年から東京・二子玉川の自宅で、季節の野菜を使った少人数制の家庭料理の料理教室を主宰。著書に『“メモみたいなレシピ”で作る家庭料理のレシピ帖』、『あえ麺100』『ホーローバットで作るバターを使わないお菓子』(ともに共著/すべて主婦と生活社)など。
http://natsuikeiko.com Instagram: natsuikeiko
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