やみつき必至のピリ辛しょうが焼きで、ごはんがすすみまくる!上島亜紀さんの「韓国風しょうが焼き弁当」のレシピ

きょうのお弁当なあに?
2022.03.31


いよいよ明日から新年度。新しい学年が始まりますね。初めての保育園、幼稚園、学校、新しいクラス…新生活がスタートして、子どもたちや親である私たちもドキドキ、緊張の毎日ですよね。

まもなくお弁当生活が始まる方も、多いのではないでしょうか? そんな方におすすめなのが、上島亜紀さんの『らく弁:メインのおかずは10種類だけ!』です。

上島さんは、息子さんのお弁当作り歴20年以上の大ベテラン。お弁当というと、栄養バランスは?彩りは?とあれこれ欲ばりすぎて、どんどん負担になってしまいがちですが、上島さんは、「お弁当は1日の中のたったの一食で、足りないものは夕飯や朝ごはんで補えばいい」「大切なのは、お腹と気持ちを満足させてあげること」だと言います。

メインのおかずは、食べ慣れたから揚げなどの定番のもの。あとは卵のおかず1つ、野菜のおかず1つでもう十分。それだけでも上島さんの手にかかれば、こんなにおいしそうなお弁当が次々作れるんです。


今日はこの本の中から、定番のしょうが焼きのアレンジレシピをメインにしたお弁当をご紹介。野菜のおかずはレンチンでOK。とっても気軽に試せるレシピです。

 韓国風しょうが焼き弁当(ねぎ塩卵焼き/アスパラとウインナの塩炒め)

コチュジャンで味つけしたパンチのあるしょうが焼きに、ピーナッツを加えて、
食感と香ばしさをプラスしました。ナッツは、ミックスナッツやアーモンドでも。
ウインナ炒めのウインナは、ごく薄切りにして野菜にうまみを与えます。

韓国風しょうが焼き
【材料(1人分)】
豚ロース薄切り肉(長さを半分に切る)…4枚(100g)
片栗粉…小さじ1/2
・玉ねぎ(薄切り)…1/4個
 ・しょうが(すりおろす)…小さじ1/2
 ・コチュジャン…大さじ1/2
 ・しょうゆ…小さじ2
バターピーナッツ(粗く砕く)…大さじ1*
ごま油…小さじ1
*ミックスナッツ、アーモンドでもいい

【作り方】
1  は混ぜておく。
2  豚肉は片栗粉をまぶし、ごま油を熱したフライパンで中火で両面の色が変わるまで焼き、を加えて強めの中火で汁けがなくなるまで炒める。ピーナッツを加え、全体にからめる。

ねぎ塩卵焼き
【材料(1人分)】
卵…1個
・片栗粉…小さじ1/2
 ・水…大さじ1
 ・塩…ひとつまみ
万能ねぎ(小口切り)…1本
ごま油…小さじ1

【作り方】
1  ボウルにを混ぜ、卵を加えて溶きほぐし、万能ねぎを混ぜる。
2  卵焼き器にごま油を熱し、1を入れて中火で混ぜながらゆるいスクランブルエッグ状にし、底が固まったら手前に3回巻き、形を整えながら弱火で片面1分ずつ焼く。あれば巻きすで形を整え、3等分に切る。

アスパラとウインナの塩炒め
【材料(1人分)】
・グリーンアスパラ(下のかたい皮をむき、4〜5等分に切る)…2本(50g)
 ・オリーブ油…小さじ1
 ・黒こしょう…少々
ウインナ(斜め薄切り)…1本
塩…ひとつまみ

【作り方】

1  耐熱ボウルにを混ぜ、ウインナをのせ、ラップをふんわりかけて電子レンジで1分加熱し、塩で味を調える。

*ごはんにゆかりをふる

 

上島亜紀さんのお弁当レシピはこちらにも


photo:木村 拓(東京料理写真) styling:大畑純子

 

『らく弁:メインのおかずは10種類だけ!』(主婦と生活社)


定価:1540円(税込)
息子さんのお弁当作り歴20年以上の上島亜紀さん。抜群においしいお弁当作りのコツはメインのおかずは10種類だけ主菜は食べ慣れた定番のおかずがいちばん。人気のおかず10種類のくり返しでも、味つけさえ変えれば飽きることはありません。副菜には必ず卵のおかず 色みもきれいな卵のおかずは、お弁当には必須。卵焼きは具材を変えれば無限の可能性が。オムレツや味玉も味つけ次第でバラエティ豊かになります。野菜のおかずはレンチンで 少量でいい野菜のおかずは電子レンジにおまかせ!  または、切って混ぜるだけのあえものや浅漬けでOK。作るおかずは3品だけ。シンプルで作りやすさ満点! それでいて白いごはんがすすむ、抜群においしいおかず満載の1冊です。

Profile

上島亜紀

AKI KAMISHIMA

料理研究家。夫、社会人の息子と3人暮らし。ジュニア・アスリートフードマイスター、パン講師、食育アドバイザー。神奈川県の自宅にて、料理教室「A’s Table」を主宰。女性誌、テレビ、単行本でのレシピ提供、カフェや企業のレシピ監修などで活躍中。簡単に作れる家庭料理から、おもてなし料理まで幅広く提案。著書に『らく弁:メインのおかずは10種類だけ!』『作りおきできる。がっつり!ごはんの友』(ともに主婦と生活社)、『考えなくていい 冷凍作りおき』(ナツメ社)『ちゃんと食べてる?親に届ける作りおきおかず』(ともにナツメ社)、『一度にたくさん作るからおいしい煮込み料理』(成美堂出版)など。
Instagram:kamisimaaki

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