第9回 グルテンフリーで野菜たっぷり!ふわふわでおいしい〜米粉で作るお好み焼き
こんにちは、米粉料理家・フードコーディネーターの高橋ヒロです。
前回の連載でご紹介した米粉のチョコフィナンシェのインスタライブは、たくさんの方が視聴して作ってくださいました。ありがとうございます! @hiro_hirocafeのインスタにアーカイブを残していますので、まだの方は、ぜひのぞいてみてくださいね。
キラキラしたバレンタインが終わるともうすぐ春が来るな~という気分になります。ちょっとワクワクしますよね。
今日は、最近立ち上げたchoupetteシュークリームについて、少しご紹介させて頂きます。
昨年末に広尾、今月は表参道に、オーガニック玄米粉を使用したシュークリーム屋さんを出させてもらいました。各業界のスペシャリストが集まったプロジェクトで、私は、グルテンフリーで米粉という部分で携わっています。
おいしくて体に優しいスイーツが食べたい! ただ、その思いで作ったお店です。そう、私が毎日でも食べたかったんです(笑)。
実際、お店に行くたびに購入して食べていますw
なぜ玄米粉、なぜグルテンフリーなのか? ですが、トップアスリート達や身体を使う仕事の方は実践している人が多くいます。トップアスリート達が取り入れている事は、我々にもいいのでは? 日本人だからお米が合うのでは? と商品開発をしたら、とってもおいしいシュークリームができたのです。
「おいしいは正義」おいしくて身体に優しいなら、もう言う事なしです。
グルテンフリーだから、とかではなくても、いろんな選択肢のひとつとしておいしい玄米粉のシュークリームがある事は、とても豊かだな~と思うのです。
表参道店は、駅から徒歩2分でちょっとしたテラスのイートインスペースもあるのでよかったら立ち寄ってみてくださいね。
さて、前回の連載で、米粉って何にもでも活用できますよ~とお伝えしたかと思いますが、料理としての活用で、米粉のお好み焼きをご紹介したいと思います。難しいことは何もないお好み焼き。
でも、グルテンフリーで作れると、おかわりしてもいいんじゃないかとさえ思える1品になります。
野菜たっぷりなのでお子様のおやつにもおすすめですよ。材料を入れて混ぜて焼くだけ!と、とっても簡単なのに、ふわふわで美味しいお好み焼き。お家に残っている、眠っている米粉があったら、作ってみてください。
私はたくさん作って冷凍し、学校から帰ってきた子どものおやつに大活躍しています。お米だし、キャベツだし、と罪悪感のないおやつっていいですよね。
ぜひ、おためしください。
米粉で作るお好み焼き
【材料 2人分】
豚ばら肉 150g
卵 2個
水 100g~
和風だし(顆粒) 小さじ1/2
米粉 150g
長芋 100g
キャベツ 150g
コーン、ピザ用チーズ 各50g
植物油、ソース、マヨネーズ、青のり、鰹節 適量
【作り方】
①豚ばら肉は10㎝幅に切る。長芋はすりおろす。キャベツは粗みじん切りにする。
②ボウルに卵を溶きほぐし、水と和風だし、米粉、長芋を加えてよく混ぜる。キャベツ、コーン、ピザ用チーズを加えざっくりと混ぜる。
③フライパンに植物油をひいて中火で熱し、生地を半量流し入れて丸く広げ、豚ばら肉を半量のせる。
④蓋をして3、4分焼いたらひっくり返しお皿に盛り、お好みでソース、マヨネーズ、青のり、鰹節をのせる。
※お好み焼きに使用する米粉は、製菓用がふわふわになりおすすめですが、他の米粉でも水分量を調整すれば作れるので、試して見てください。
【高橋ヒロの米粉通信】はこちらから
◆次回の更新は3月10日(木曜日)です。どうぞお楽しみに!
Profile
高橋ヒロ
米粉専門家、フードコーディネーター。オンライン料理教室「高橋ヒロonline salon」主宰。親の転勤で幼少期は日本中を転々としさまざまな食文化に触れる。大学を卒業後大手旅行会社、IT企業等に勤務。傍らで料理を学びフードコーディネーターとしての活動を始めたが、自身の子どものアレルギーをきっかけに、食育、特に米粉の活用に取り組むように。のちに、社会における米粉の重要性を認識し料理の世界に専念。米粉のセミナーや講座、企業の商品開発、レシピ提供を中心に活動中。著書に『米粉100レシピ』(主婦と生活社)、『かんたん、おいしい米粉のクッキー 』(池田書店)、『卵アレルギーの子どものためのおいしいおやつとごはん』(成美堂出版)、『作業時間10分米粉100%のパンとレシピ』(イカロス出版)など。
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Instagram:hiro_hirocafe
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