伝えきれないほどの魅力が満載!「THE HINOKI」のパンツ
今日のひとしな
2020.09.21
~ 「futana」より vol.21 ~
9月21日月曜日。皆さまおはようございます、「futana」の土井です。
昨日の凛靴のお修理はいかがでしたでしょうか。皆さま、気になられましたら、是非「futana」でも「凛靴」に直接でもお問合せくださいませ。
さて今日はこの秋から新しくお取り扱いが始まった「THE HINOKI(ザ ヒノキ)」のご紹介です。
2017年に鳥取県の大山に登って以来、山陰地方に惹かれています。
厳密にいえば、北海道も岐阜や愛知も徳島も広島も岡山も熊本も……気になるところは沢山! 全部惹かれているのですが、山陰地方は、何だかその地に宿る何ともいえない力みたいなものに引き寄せられる、そんなイメージがあります。
山の天気は不安定。青空が見えたと思ったらすごい早さで雲が流れて来てあっという間にしぐれてくる。かと思えば、サッと陽がさして私たちの歩く先を照らしてくれる。
何合目からか忘れてしまったけれど、ぱっと視界が開けて、樹々を下に見ながらのウッドロードを歩いていたら、別世界に降り立ったようなそんな気分でした。
沢山の水を抱えた山々に、しっとりとした日本海。
表情の豊かな湖に、その間をかける風。
旅として訪れるのと、そこに根差して暮らすのとではまた違う印象だとは思うのですが、「もし京都を離れたら」の候補に挙がる土地が山陰です。
その山陰地方の中、鳥取を拠点に洋服を作られているブランド 「THE HINOKI」。
ずっと拝見したいと思っていたところ、昨年お菓子のお取り扱いを始めさせていただいた(先日ご紹介した)「HAKUSEN(ハクセン)」ともつながりが深いとお聞きして、何だかきっと流れではないかしらと展示会にお伺いしたのでした。
お話させていただく中で一番印象的だったのが、その制作の殆どを鳥取近辺で完結されているという事。
自分たちのプロダクトを目の届く場所で作り出し、そしてご自身たちの軸を持って魅せておられます。その静かなる強い力に対しての少しの緊張感と洋服への多大なる高揚感、これが初めてお会いした時の私の印象です。
初めての取り扱いとなるこの秋冬の洋服の中でも、一番に好きになったのがこちらのパンツ。
こちらのパンツの第一印象は、「画期的!」。
ウエスト部分のストラップでサイズ調整可能にデザインされているのですが、このストラップのついている場所が絶妙で、ポケットを構成する一部分となっています。
その魅力をぜひともお伝えしたくて沢山写真を撮ってみましたが……どうでしょうか? これでもまだきっと分かりにくいと思うので、是非皆さまに「『futana』に来て、着てみて欲しい!」と思っています。本当に画期的で楽しくなっちゃいますよ。
勿論楽しいだけでなく、形もとても綺麗。全体的なシルエットは膝下から緩やかに絞った形のテーパード。足口に取られたダーツによって出来る立体的なシルエットが好きです。
初めて見る形で、でも私が持っているものに本当に何でも合わせられて、朝のコーディネートに悩まなくてよくて。早くも毎日着てしまう予感がします。
生地は、社会貢献や環境保全も軸に作られた、トルコ産のオーガニックコットン糸ペルガモンを用いた「THE HINOKI」のオリジナルチノクロス。適度な張り感に対し、予想と違う柔らかさ。足を通した時の肌触りを楽しむ瞬間も楽しい一本です。適度な厚さなので、オールシーズン着られるのもまた嬉しいところ。
「THE HINOKI」オーガニックコットンチノ OSFAパンツ ¥23,000+tax
「futana」にあるどのお洋服ともまた違った印象の「THE HINOKI」。皆さま是非一度お手に取ってご覧ください。
明日はお取り扱いしている靴の中から、「dansko(ダンスコ)」を紹介させていただきたいと思います。
明日も同じ時間同じ場所で。皆様にお会い出来るのを楽しみに。
今日も良き一日となりますように。
長く続く繋がりも、新しく直面する出会いにも。
長く続く繋がりも、新しく直面する出会いにも。
どちらも大切にしてゆける一日となりますように。
※ご注文をご希望の方は、メールでメッセージをお送りください。 info@futana.shop
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