「秋色クレパス」…おすすめ帖vol.41

おしゃれさんコーディネート
2020.09.12


『ナチュリラ』本誌でも、季節ごとのリアルクローズとそのおしゃれな着こなし方を提案してくださっている人気セレクトショップ「アナベル」。店主の伊佐さんによる「季節のおすすめ帖」連載コラムです。季節ごとのおすすめの品を月に2回、ご紹介しています。

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photo:川本浩太 text:伊佐洋平 model:伊佐奈々

まだまだ残暑の厳しい9月上旬は、おしゃれを楽しむには悩ましい季節です。お勧めは、やっぱりシャツブラウス。とりわけ、シーズンの始まりには、気分転換のできるデザインや色合いのものがいいのではないでしょうか。

 

 

一枚で様になり、季節を問わない素材感。そして羽織にもなる頼もしさ。秋色も選べ、パンツやスカートにも合わせやすい不思議なバランスのフーディシャツ。

 

 

ラフなシーチングコットンを用いたフード付きのシャツ。

 

 

本格的に作られたフードは立体的で、被らなくてもかっこいい。

 

 

ボタンは「FIRMUM(フィルマム)」らしくトップから間隔を変えて付けている。お好みで、第二ボタンまで外して着ても素敵です。

 

 

身頃に対して袖はややシャープなデザインで、袖口は袖まくりのできるカフス仕様です。

 

 

サイドポケットがあるのも嬉しいところ。

 

 

ホワイトは、前ボタンをすべて外してパーカーのように着てみました。

 

 

インナーにはTシャツを。

 

 

「ゴーシュ」の秋スカートをボトムスに、残暑厳しい初秋スタイル。

 

 

同じく白で前を閉めてシャツのように。ボタンは2つ開けて開放的に残暑対策。

 

 

ふんわりパンツとの相性も抜群です。

 

 

後ろ丈はやや眺めですが、全体のバランスはアナベル好み。

 

 

キナリはやや細身のパンツにボタンをしっかり閉めて。

 

 

横からの姿はまるでパーカーです。

 

 

上までボタンを閉めて着ると、まったく雰囲気が変わります。お好みの着方を見つけて、たくさん着てください。

 

 

少しグレイーッシュな濃いブルーは、インディゴ染めの柄スカートとコーディネート。

 

明るいながらもどこか落ち着きのある、秋を感じさせるブルー。

 

ブルーと小豆のようなピンク色には黒いボタンがあしらわれています。ボタンの色が変わるだけでも、とても新鮮な心持ちに。

 

 

残暑厳しい9月はインナーにノースリーブやTシャツを着て前を開けて。少し涼しさが感じられる10月はシャツのように。少しずつ秋冬素材のボトムスに合わせれば、シンプルなワンツーコーデで秋のおしゃれも楽しくなる。

 

 

こんなふうに。

 

コットンコーデュロイのふんわりとしたパンツに合わせて、秋らしいワンツーコーデ。

 

 

11月にはインナーに薄手のカシミアやファインウールの薄手のセーターで楽しめる。

 

 

春と同じく、中途半端な季節の変わり目には、とても活躍する変わったシャツです。子供のクレパス遊びのような感覚で、秋色のコーディネートを楽しんでいただければ幸いです。

 

フーディシャツ:FIRMUM ¥19,000+tax

 

←その他の「アナベル」の着こなしはこちらから

*編集部より 伊佐さんがおすすめする涼しく快適な夏のアイテムを『ナチュリラ』vol.50夏号で特集していますよ。本誌のほうもぜひご覧になってみてくださいね! 

 

アナベル

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