出雲編vol.2 週に1度だけ出会えるほっとするお菓子「焼き菓子工房 徒歩」

地元のおしゃれさんが 案内する 小さな旅
2020.09.12

島根県出雲市と言えば、出雲大社や須佐神社など、縁結びスポットが一堂に集まる場所として有名な街。平成の大遷宮が終わってより一層多くの観光客でにぎわい、新しいお店も続々とオープンしているそう。
案内役は、ご自身も出雲市出身で、ハーブティーを販売するお店「yado」の店主・栗原さんです。出雲大社への観光に加えて訪れたい、素敵なお店をたくさんご紹介してくださいます。

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出雲市斐川町(ひかわちょう)にある焼き菓子工房「徒歩」。

金曜日のみの営業ながら、お菓子好きならこの辺りで知らない人はいない人気店です。

クッキーやマフィン、スコーンなど、定番の商品約20品に加え、季節に合わせて気まぐれお菓子も1種類。良質な素材を使ってひとつひとつ手作業で作られています。

中でも人気なのが週によって内容が変わる気まぐれお菓子。
今回の気まぐれお菓子は「チーズケーキ」でした。

チーズケーキに使う表現ではないかもしれませんが、「みずみずしい!」と口に入れた瞬間思いました。しっとり濃厚なのに重い感じはしなくてクリーミー。バニラビーンズの具合も絶妙です。

店主の松野さんが目指すのはお母さんが家で作ってくれるようなほっとするお菓子。

その言葉通り、松野さんが作るお菓子は家庭的で素朴な見た目なのですが、他とは一線を画す美味しさ。素材、味、食感全てに決して妥協をしない松野さんのストイックな姿勢がこの美味しさを生み出しているのだと思います。

どれも素材の味が感じられるのはもちろん、甘さも食感も、アクセントで入っているスパイスやチーズなどの具合も、本当に丁度良いバランスなんです。

実は私はシナモンが苦手なのですが、こちらのシナモン入りのお菓子「テーブローテ」は、あれば必ず買いたいお菓子です。

テーブローテとは、ドイツのティータイムのためのお菓子で、少し硬めの食感が特徴です。シナモンの具合がちょうど良くて、しっかりサクサクの食感もクセになります。

また、「ゴルゴンゾーラとくるみのサブレ」も私のお気に入りです。

この味のバランスはすごい!と食べるたびに驚きます。ティータイムにはもちろん、ワインなどのおつまみにも良さそうな味です。

今年8年目を迎える焼き菓子工房「徒歩」。
もともと家を掃除したり整えたり、料理やお菓子を作ったりすることが好きで、その延長線上にあるのがこの店。その言葉通り、店内は綺麗に磨き上げられ、センス良く物が並べられています。

店内には松野さんが好きな雑貨やコーヒー、「yado」のハーブティーも並んでいます。そして、オープン日の朝に届く「まにわ農園」の新鮮野菜も。

自分の大切な人に食べてほしいと思えるような安心して食べられる野菜作りにこだわる「まにわ農園」の野菜は、みずみずしくて美味しいと評判です。こちらで、お菓子と一緒に野菜を買っていかれるお客様も多いんだとか。

店内は松野さんのお気に入りが詰まった空間です。

「徒歩」という店名の通り、ゆっくりとしたペースでお菓子を焼き続けたいと話す松野さん。楽しみにして来てくれるお客様を励みに、月曜日から準備を整えて、週一回金曜日のオープン日を迎えます。
ファンが増える一方の人気店のため、確実に食べたい場合は予約がおすすめです。この日も予約可能な気まぐれお菓子、シフォンケーキ、クッキーのほとんどが予約で完売していました。スコーンは予約不可なので朝から行列ができていました。

住宅街のお店で駐車場も限られるため、路上駐車は控えて近くの駐車場に止めて、ぜひ足を運んでみて下さい。

 

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焼き菓子工房 徒歩

〒699-0624
島根県出雲市斐川町上直江2139-132
TEL 0853-72-5908
営業時間 11:00~16:00
OPEN日 毎週金曜日
http://toho2012.blog.fc2.com/

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