おしゃれとは、よく考えること 三木美佳さん Vol.1
デンマークの画家ヴィルヘルム・ハマスホイの展覧会のちらしや古いおもちゃの木馬がディスプレーされた三木さんの自宅は、小さな美術館のよう。
「私にとって洋服はアートも同じ。暮らしの道具というよりも、ワクワクと楽しむもの」
そういいながら見せてくれたのは、日本のファッションレーベル「ツキ」のパンツでした。
「ミリタリーバグスというモデルが好きで、同じ形を7枚も持っているんです」と笑います。
一枚はくだけでサマになり、シンプルなので着まわしやすい。そんなパンツはコーディネートの軸をつくってくれるそう。
おしゃれに興味を持ったのは、幼いころ、5歳上のお姉さまに追いつきたかったから。
「姉はすらっと背が高くて、どんな洋服を着ても格好いい。どうしたら姉のようになれるのか、工夫する癖がつきました」
photo:岡田久仁子 text:一田憲子
もっと詳しい内容は、ただいま発売中の
『大人になったら、着たい服 '20-'21 秋冬』でご紹介しています。
ご覧になってみてくださいね。
Profile
三木美佳
大学で建築を学び、建築関連会社に勤務。結婚、出産を経て専業主婦に。夫の転勤に伴い神戸から松山に引っ越し10年間過ごす。神戸に戻ったのち、セレクトショップに勤務。2年前に神戸、六甲に自身の店「ルカ」をオープン。https://www.luca-kobe.com
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。