クラフト感が漂う高機能ニットといえば「ル トリコチュール」のガンジーセーター

“おしゃれの名脇役”に会いに行く!
2021.11.11

名作と呼ばれる映画には、必ずといっていいほど実力派の脇役が存在するもの。それは、おしゃれも一緒です。一見何げないのに、実は丹念にこだわって作られたアイテムたちは、主役を引き立てるための十分な腕前を持ち合わせています。この連載では、そんな“おしゃれの名脇役”にスポットライトを当て、王道のものから隠れた逸品まで、幅広くリポートしていきます。


 

冷たい北風が頬を伝う季節は、もうすぐそこ。今年は完璧なる防寒ニットを手に入れたい……と思っている方におすすめしたいのが、「ル トリコチュール」のガンジーセーターです。


「ル トリコチュール」セーター各¥23,650
※商品の価格は2021年11月現在のもので、表示は税込みです。


「ル トリコチュール」は、1964年にイギリス・チャネル諸島にあるガンジー島で誕生したブランド。1800年代に、荒海で働く漁師の夫のために妻が編んでいたガンジーセーターを継承していて、現在はマシンとハンドニットをうまく使い分け、1着1着ていねいに作られています。

シンプルなルックスだからこそきわ立つ、熟練の職人仕事。微調整をしながら、時間をかけて作り上げているのも価値が高いと言われている理由のひとつ。「1着ごとに、そのセーターを仕上げたハンドニッターさんのサインが記された札がついているんです。これは、Sueさんという方のようですね」と教えてくださったのは、プレスの丸山朋子さん。

海風にさらされながら漁を続けるために必要だった機能のひとつが防寒性。
「風を通しにくいように編まれた、隙間のない編み目が特長です。ウールに含まれている油分が多少の水ならはじいてくれるというのも、漁師さんたちにとってのワークウェアとしては大切な要素でした」

袖口から入ろうとする冷気も、フィットするリブがシャットアウト!

そして、脇下に施されているひし形のマチは、ハンドニットによるもの。島内の女性によってていねいに編まれている、ほかのセーターでは見かけないディテール。


「このディテールひとつあるだけで、肩の可動域が広がるんです」
実際に着てみると、確かに! しっかり編まれていて動きにくいのかと思いきや、想像以上
に快適だし、肩もグルグル回せます。
「夜の暗い海上でもさっとまとえるように前後の区別がないのも、ガンジーニットの特筆すべき点です」

こだわりは、機能面だけではありません。袖ぐりを見てみると、2種類の編み目が。
「ガーター編み部分はさざ波、幅広リブは舟の梯子がイメージソースになっていると言われています」


このセーターを愛用しているというプレスの黒須将大さんに魅力を伺うと「とにかくあったかくて、毛玉になりにくいです」という答えが。「サイズ展開も豊富なので、ジャストで着たい、オーバーサイズがいいなど、好みのシルエットが見つけやすいと思います」

今季、新型として登場したのがカーディガンタイプ。


「ル トリコチュール」ジップ付きカーディガン各¥29,700


サイズ、シルエットともにゆったりと着用できるから、旦那さんやパートナーと共有するのもいいかもしれません。

冬支度を始めようとしている方も、もう終わったという方も、気になった方は早めにチェックしてみて!

 

photo:花田 梢 text:三宅桃子

 

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ビショップ(ル トリコチュール)

TEL:03-5775-3266
公式サイト:https://bshop-inc.com/

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