【春を告げる服DAY_1】ノーカラージャケットのコーデ

おしゃれさんコーディネート
2022.02.04

お久しぶりです、今年も季節ごとの「おしゃれさんコーディネート」を担当させていただく「Daja」の板倉直子です。
選ぶ服を通して、その時にしか味わえない“季節の気配”をお伝えできたらと思います。
まだ寒い日が続く2月には、少しだけ春らしさを取り入れたコーディネートをご紹介していきますね。
今回も3日間連続、2/4(金)~2/6(日)に渡ってお届けします。


今日2月4日は立春、これから春へと向かう最初の日。
2月を表す「季語」を調べてみると、春寒、立春、早春、残雪、薄氷、猫柳、蕗の薹、梅、鶯、などなど。
寒さの中にも一筋の光が見えるような、素敵な言葉が並びます。
おしゃれも少しずつ春の事を考えていくタイミング。
【DAY_1】ではコットンサテンのバンダナ、ノーカラージャケット、シャツワンピースのコーディネートをご紹介します。


ジャケットを羽織ると背筋が伸びる感じがして、新しい春のスタートにぴったりな気がします。
「Tailor The Dress(テイラー ザ ドレス)」のノーカラージャケットは、きちんと感がありつつ女性らしい印象。
首元にはスカーフのように使える大判のバンダナを巻いて、まだ寒さの残る春先のおしゃれを楽しみましょう。


グレーのジャケットに合わせたのはインディゴ染のシャツワンピース。
カジュアルな雰囲気のワンピースも、時にはジャケットを合わせて端正に。




ノーカラージャケットは寒い時にはタートルを合わせたり、暖かくなったら首元を出して着たりと、温度変化に柔軟に対応できます。
フロントの8つのシルバーメタルボタンが、ピリリと着こなしを引き締めています。
程よい大きさの「GLARNER TUECHLI(グラルナチューヒリ)」のバンダナは、やや大判サイズの70×70センチ。
ちょっぴり光沢のある、シルキータッチのコットンで作られています。
スイスの山岳地方で180年以上続くスカーフブランドならではの、歴史を感じさせる絵柄や色合いがとても美しく、特にバティック柄は伝統的でエレガントなムードが漂います。


スカーフよりもカジュアルな雰囲気で巻けるバンダナは、普段のコーディネートに取り入れやすい小物です。
「GLARNER TUECHLI」の大判バンダナは、ネイビーの他にグリーンとブラウンも。
メンズコーナーに並んでいるようなシックな色合いは、女性らしい装いにトラディショナルなエッセンスを与えてくれます。


腰ポケットは両玉縁仕様、ポケットのフラップを目立たせたくない時には中に入れ込むこともできます。
袖口は裾ベントのような片重ねのデザインで折り返しやすく、手首を覗かせて女性らしく着こなしても素敵です。
背裏はオフホワイトのコットン、袖裏は細いストライプの滑りの良いキュプラ生地があしらわれています。


表の生地はしなやかな風合いと程よい弾力性を持つ、英国「Harrisons of Edinburgh(ハリソンズ オブ エジンバラ)」のもの。
厚すぎず薄すぎないウール地で、年間を通して長く着ることができます。
きちんとしつつ、かといって堅苦しくない、仕事にも着て行けて食事会などにも便利なノーカラージャケット。
春のセレモニーシーズンにも活躍しそうですね。

・・・・・・・・・・


中に着たシャツワンピースは、以前ご紹介したこともある「michel beaudouin(ミシェルボードアン)」のコットンリネンダンガリー素材。
シックなインディゴ染の深いネイビーの色合いがなんとも素敵です。
定番のワンピースでしたが今シーズンからややしっかりとした生地に変わり、「Daja」にもこの春久しぶりに登場します。
寒さの残るこの時季から活躍するワンピースは、季節の変わり目に重宝する一枚です。



コットンリネンダンガリー生地のワンピースは程よいハリ感があり、襟を立てたり袖をまくったりと形が作りやすく、女性らしさの中にも随所に辛口な雰囲気が漂います。
ウエストのフロント部分にはインボックスプリーツ、後側はゴムの入ったシャーリング仕様で、さっと着るだけで自然に体のラインが美しく見えるよう工夫されています。


共布のリボンベルトを結ぶと、さらに女性らしい雰囲気を楽しむことができます。


結び方もちょうちょ結びやサイドにずらした固結びなど、その時の気分でアレンジ可能です。


明日【DAY_2】では、「HAVERSACK(ハバーサック)」のプリーツスカートのコーディネートをご紹介します。

・・・・・・・・・・

コットンサテンバンダナ
「GLARNER TUECHLI」
¥8,800 ( tax in )

ノーカラージャケット
「Tailor The Dress」
¥56,100 ( tax in )

コットンリネンダンガリーシャツワンピース
「michel beaudouin」
¥30,800 ( tax in )

靴:私物

 

←その他の「Daja(ダジャ)」板倉直子さんの着こなしはこちらから

←その他の「おしゃれさんコーディネート」の記事はこちらから

Daja(ダジャ)

島根県松江市学園南2-12-5 HOYOパークサイドビル1F
TEL:0852-24-0112
営業時間:月~金13:00~17:00、祝日11:00~17:00
定休日:土曜、日曜(不定期で月に1回週末営業あり)
http://allo-daja.com
オンラインストア https://daja-online.com
Instagram(ショップ) @daja_matsue 
Instagram(イタクラ日記) @itakuranaoko 

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

ページトップ