井上保美さんが提案する ちょっと出かけたくなる服
著書『井上保美さんの365日着こなし見本帖』(主婦と生活社刊)も大好評の井上さん。ブランドを立ち上げて45年目を迎える今年、あらためて着たい服について、教えてもらいました。
テーラードジャケットからのぞく、にぎやかなプリントTが新鮮。デニムはオーバーサイズ気味にしてヴィンテージ感のある着こなしに。裾をロールアップして抜け感を出し、クラシックなスニーカーで軽やかに。さっそうと歩きだしたい気分。
「45R」コットンツイードジャケット¥110,000(10月発売予定)、“葉山ものがたり”Tシャツ¥14,300(4月発売予定)、デニム¥39,600、“パトアシュ” ロングネックレス¥187,000、ネックレス¥176,000、イヤリング¥71,500(ジュエリーはすべて9月発売予定)、スニーカー¥22,000/すべてフォーティファイブアールピーエムスタジオ
『大人になったら、着たい服 ’19-’20秋冬』号以来、2年半ぶりの登場となる井上さん。著書ではデニムやTシャツが中心のワードローブを見せてくれましたが、コロナ禍を経て着こなしに変化があったのでしょうか?
「家で過ごす時間が長かったからこそ、スタンダードでありつつ海や山へと気持ちが羽ばたくような服を楽しみたいですね」
これまでの井上さんなら、ジャケットのインは無地のTシャツだったのが、今の気分はカラフルなプリントものだそう!
「実は昔から大好き。正統派のジャケットに色鮮やかなシャツを着て、柄物のネクタイを合わせるイギリス紳士がイメージ。大人だからこその遊び心です」
無地のTシャツを
ロゴやプリントものに
するだけで心が躍る
キャラクターTシャツなのに、全然子どもっぽくないのは、パイナップルの“KAUAiiちゃん”“トリプルHAYAMA”など、みんなお茶目だけれど、どこか切なくセンチメンタルだから。洗いざらしで、着古されたような風合いにもキュンとする。
「45R」“葉山ものがたり”Tシャツ¥9,900より(4 ~ 5月発売予定)/すべてフォーティファイブアールピーエムスタジオ
photo:回里純子 text:和田紀子
もっと詳しい記事は、ただいま発売中の『大人になったら、着たい服 2022春夏』でお読みいただけます。
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Profile
井上保美
1954年生まれ。日本国内ほかアメリカ、フランス、中国など海外でも店舗を展開するフォーティファイブアールピーエムスタジオ(株)の副社長。1977年の「45rpm studio」立ち上げ当初から現在の「45R」にいたるまでデザイナーを務める。2022年に45周年を迎え、9月に神奈川・葉山に旗艦店をオープン予定。限定の“葉山ものがたり”シリーズは、伊勢丹新宿店メンズ館ポップアップで4月20日(一部オンラインストアで4月5日)発売予定。
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