いつもより〝ちょっときれいめ〞のさじ加減
〝いつもの自分〞と違いすぎずでも、お出かけ気分を盛り上げる……。そんなおしゃれのさじ加減とは? 着こなし上手6人に聞きました。
“白”でお出かけ気分を
小松貞子さん
太めのパンツに「R」のさらりとしたリネンシャツを合わせて。レースアップシューズとベルトも白で揃え、小物できちんと感を出す。クリームがかったストールが全体をやわらかな印象にまとめる役目を果たしてくれる。
「普段はネイビーやグレーなどの色が多いから、白を着るだけで、ちょっと特別感があるんです」と小松さん。
ワイドパンツに、リネンシャツを合わせて白のワントーンコーデに。ふわりとストールを肩にかけるとメンズライクな装いにやさしさが加わります。
「好きなものは決まっているので、お出かけだからと、特別な服を着ることはありません。色を変えたり、上質な素材を選んだりアクセサリーをプラスしたり」
この日は「マメロン」のリングを指に。いつもと違うアクセサリーが、自分だけのワクワクを運んできてくれます。“ちょっと”きれいめのさじ加減は、これぐらいささやかでいいのかもしれません。
「マメロン」のリングは、昨年開催された『大人になったら、着たい服』イベントで購入。ハーキマー水晶と10金の組み合わせが豪華すぎず、使いやすい。
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上質ワンピースをカジュアルに
小林泰子さん
「ア ピース オブ ライブラリー」のスミ黒のワンピースは、ドルマンスリーブで肩線が美しいのが特徴。前後のヨーク下には繊細なタックが入っており、首元がきれいに見えるような襟の高さなど、細かな計算がし尽くされている。
普段はパンツスタイルが多いので、ちょっとおしゃれをしたいときには、ワンピースを選ぶことが多いという小林さん。
「ワンピースって、生地の質感や落ち感、シルエットやディテールの美しさなど、いろいろな要素がたっぷりと集約されたアイテムだと思います。だから、私にとってワンピースを着るのはとっても“おしゃれをしている”感覚なんです」
パンツスタイルで出かける場合は、ギャザーがふんだんにあしらわれたシャツなど、合わせるものは、こまやかなデザインをチョイス。“ちょっと”きれいめの気分は、繊細な足し算で生まれます。
大粒のパールにスペシャル感が漂うイヤークリップ。普段使いにしているシルバーのイヤーカフを重ねづけしている。どちらも「アートジュエリーマーブル」のもの。
photo:黒川ひろみ(小松さん)、内藤雅子(小林さん SUNDAY photo studio) text:一田憲子
4月20日(水)から始まる「大人になったら、着たい服×阪急うめだ本店」では、最終日の25日(月)14:00~、東京の「R」小松貞子さんと会場をつないだオンラインお見立て会を開催予定です(※事前予約制・約90分・定員4名)。
特設サイトで、4月13日(水)10:00~事前予約受付をスタートいたしますので、ぜひお早めにチェックしてくださいね。
また、小林泰子さんがデザインする「ア ピース オブ ライブラリー」の服も「大人になったら、着たい服×阪急うめだ本店」の会場でご覧いただけます。
商品の一部は、4月12日(火)18:00~オンラインストアで先行販売予定ですので、どうぞお見逃しなく!
Hankyu Fashion「アピースオブライブラリー」の先行販売商品はこちらから
「大人になったら、着たい服×阪急うめだ本店」特設サイトはこちらから
もっと詳しい記事は、ただいま発売中の『大人になったら、着たい服 2022春夏』でお読みいただけます。
お近くの書店やAmazon、楽天ブックス等のインターネット書店、もしくは「暮らしとおしゃれの編集室」の会員サービスで、ぜひご覧になってみてくださいね。
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