「pomme et lapin(ポンエラパン)」から届いた東欧のスカート

今日のひとしな
2016.11.27

~フーコより vol.27~


「Foodremedies(フードレメディ)」の長田佳子さんからご紹介していただいた「pomme et lapin(ポンエラパン)」平野由紀子さんが紹介するコスチュームは、スロヴァキアとハンガリーの民族衣装。インドの更紗を連想させるようなプリント柄が印象的なスカートは裏地にも可愛らしいプリントが配されていて初めて拝見させていただいたときには、あまりの可愛さにテンションが上がり興奮してしまった。眼福とはこういうことを言うんだなぁとしみじみ思った。

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昔は日常着だったそうで、普通の暮らしの中できていた姿に思いをはせると、今よりものは少ない時代だったかもしれないけど、きっと豊かな暮らしを営んでいたんだろうと想像が膨らむ。今ではほとんどの人が私たちと同じ洋服を身につけているが、お祭りなどの晴れの日や舞踊を踊るとき、田舎の方へ行くとまだまだ日常できているおばあさんたちもいるらしい。若者から見るとちょっと古い感じに写るだろうか。

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もともとは白いスカートの上にプリント柄のスカートを重ねてコーディネートするものらしい。白いスカートは主にリネン素材でかなり厚地でざっくりした触り心地。プリント柄の方はインディゴで染まった布とエンジの布の2種類を組み合わせて出来ている。細かいプリーツ加工が施されており、フラットな部分とプリーツ加工している部分のどちらを前に合わせてきてもいい。由紀子さん曰く、プリーツ半分、フラットな部分半分で合わせるのもおすすめだそうだ。

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お店には由紀子さんの集めてきたハンガリーのコスチュームのほか、これに合いそうなフランスのヴィンテージアイテムも合わせてご覧いただける。シンプルなナチュラルウールのニットを合わせてコーディネート、足元はタイツ&ブーツと合わせて普段使いで決める。少し味の濃いコスチュームやヴィンテージアイテムをいつものワードローブのスパイスに使いたい。
このプリントが素敵なコスチュームは専門の職人さんが当時は作っていたそうだ。プリントと仕立ての素晴らしさを身につけて堪能できる一品である。


プリントスカート ¥25,000+tax〜
白いリネンスカート ¥18,000+tax〜

*全て1点ものです。

 

←お店の紹介はこちらから

フーコ

http://fu-koshop.com/

東京都台東区寿1-20-11
TEL:03-5830-2355
営業時間:12時~19時
不定休
※営業日はこちらのカレンダーをご確認ください。

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