実用的でスタイリッシュ! イギリス発祥のレインブーツ

今日のひとしな
2022.12.17

~「LIFETIME」より vol.17 ~

「グレンチェック柄でマイクロショートのホットパンツに、ハンターの長靴」。

イギリスのグラストンベリー・フェスティバル(※イングランド・ピルトンで1970年から行われている大規模野外音楽フェスティバル)に現れた有名モデル、ケイト・モスの姿にファッション業界がざわめきました。

その後、日本でもファッションアイテムとして注目されるようになった“長靴”は、2008年にはレディースファッション業界で火が付きました。

当時、当店にはイギリス、フランス、スウェーデン、アメリカなど世界各国のラバーブーツを数多く(50型以上)輸入していたのもあり、2009年にはデパートの婦人靴売り場でイベントを催していただいたり、テレビのニュース番組で紹介されたりと、文字通り‟レインブーツブーム”となりました。読者のみなさまも、当時レインブーツとして長靴を購入された方は多いのではないでしょうか。ブームはわずか数年で過ぎ去りましたが、今でも雨の日にレインブーツ姿の人を見かけると、寝る暇がないほど忙しかった当時を思い出します。


 そんな中、今でも変わらず人気なのがイギリス「Briers(ブリアーズ)」の‟Classic Rubber Wellingtons(クラシック ラバー ウェリントン)”。

ウェリントンとは、ウェリントンブーツのことで、19世紀のイギリスでウェリントン公爵アーサー・ウェルズリーが、騎兵隊に脛(すね)の負傷が多いことから脛を覆う乗馬用革靴を作成したのが由来とされ、現代ではゴム製のものをウェリントンブーツと呼ぶことが多くなっています。

本製品も、そんなイギリス伝統的なウェリントンスタイルの天然ゴム製ラバーブーツ。サイドガセットはベルトでフィット感を調整できます。

グリップ性の高アウトソール(靴底)は、ぬかるんだ田んぼなどの土も付きにくく、かつ、長時間の歩行も疲れにくい形状。コットンライナーが張り合わせてあるので、脱ぎ履きも比較的容易。クッション性の高い取り外し式インソールが装着されています。


ヨーロッパ人の足型に合わせて作られているため、やや細身でスタイリッシュなフォルムです。


今までたくさんの長靴を取り扱ってしましたが、ファッション性、品質、価格、そして歴史を踏まえ、現時点で「ラバーブーツは、もうこれだけでも良いかなぁ」とも思える「今日のひとしな」でした。

 

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LIFETIME/ライフタイム(京都)

住所:京都市北区紫野上築山町21
電話:075-415-7250
(※少人数での運営の為、お電話に出られない時があります)
営業時間:13:00~17:00
定休日:水曜、日曜
HP : https://lifetime-g.com/
instagram:@lifetime.kyoto

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