126㎡の古民家をリノベーションして夫婦2人がまったりすごせる家に 【前半】

Comehome!
2022.12.17

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

立派な銀杏の木がある神社やのどかな畑の風景が広がる場所に建つ橋口さん邸。ほかに見学した古民家はなんだか暗くて怖かったけど、この家はのびやかで明るい雰囲気だね、と夫婦ともに気に入って購入を決めたそう。古民家カフェのようなまったりした雰囲気が漂う築60年のリノベーション住宅をご覧ください。

屋根はコロニアル葺きにして軽量化。外壁はサイディングでモダンなデザインに。

以前の様子

もとは農家で、納屋には牛か豚が飼われていたみたい。外観からは昔懐かしさを感じました。

この記事は『リノベーションでつくる カッコよくて心地いい家』より抜粋しています。
その他のリノベーション施工実例はこちらより

【リノベーションDATA】
築年数/60年
間取り/4DK+小屋裏収納1LDK→1LDK+WTC
延床面積/127.65㎡(1階/102.50㎡ 2階/25.15㎡)
物件購入価格/500万円
リノベーション費用/1300万円

北側の暗い場所にあったキッチンを明るい南側に

暗かった部屋は、天井板や壁を取り払うことで明るく。右手のたんすはこの家にあったもの。洗ったらいい味に。

「クリナップ」のステンレスキッチンのおかげでカフェの厨房のよう

「クリナップ」のクリンレディ。掃除しやすくて選んで正解でした。

窓辺の業務用ステンレス棚はインターネットで購入。2つ並べて作業台に。食器棚の上の棚はDIYしました。

4間あった和室をつなげて広々した間取りにカスタマイズ

 築60年の日本家屋をリノベーションして暮らす私たち。修復にお金がかかるけれど、それでも古民家に魅力を感じました。塗り壁やタイルをあきらめて壁紙にしたり、欲しかった調理実習用のキッチンをシステムキッチンに変更したりと、妥協も必要でした。でも、古い建具をていねいに磨くと、つやつやとよみがえって、お金では買えない美しさがあります。木製の窓枠はすき間風が入って寒いけど、薪ストーブがあれば暖か。この家で、工夫する楽しさを知った気がします。
 賃貸時代のキッチンは狭くて、ぶつかってはケンカになったりしましたが、今は2人で立っても広々。ますます料理を楽しめるように。休日は庭で畑を耕したり、火をおこして燻製を作ったり、生き生きしています。ウッドデッキで一緒にごはんを食べるのもいい気持ち! ここで暮らしはじめて、人生が豊かになったみたいです。

勝手口を新設したから出入り動線がスムーズに

ガレージとして使っている納屋に直接出られる家族用の勝手口を設けました。

こちらが玄関。既存の玄関サッシや建具は入れ替えず、色を塗り直して使っています。

洗面台をやめてコストカット

タイル柄の壁紙は「トキワ」のもので現在は廃盤。洗面シンクを壁づけにして、洗面台の造作費をカット。

この記事の後半はこちらより(12月18日11時公開予定)

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