内田彩仍さんの「ロング丈を楽しむ着こなし」トレーナー＆スカート編

内田彩仍さんが今年気になっているのは、ロング丈の服。縦長のラインがスラッとしたシルエットを作ってくれるので、内田さんも「背が高く見えそうで、うれしいです」とニコリ。

こちらのロングトレーナー、内田さんの着こなしでは少しめずらしいような気がしますが……？

「スウェット素材はカジュアルになりすぎてしまう気がしていたのですが、昨年『Manna（マンナ）』のトレーナーに出会ってから意識が変わりました。ほんのり光沢感がある上質な素材で『大人のトレーナー』という感じがして、とても気に入っています。今年はロング丈が出ていて、より大人らしいシルエットに。ほどよく厚みのある生地が、最近気になっているお腹まわりも上手にカモフラージュしてくれます（笑）」

バックスタイルもすっきり。袖口が長めのリブになっていて、そこからふんわりふくらんだボリューム袖も、おしゃれに見えるポイントです。

「ここ数年は手洗いの回数が増えたので、袖をぐっと上げられるところもうれしいですね」

カラーバリエーションは、ブラックとグレーの２色。ハンガーにかかっているだけで、シルエットの美しさが際立ちます。

実はこのトレーナー、首元のV字ガゼットが後ろについたデザインなのですが、こちらを前にして着てもほどよいラフ感が出せそうです。

グレーを着用すると、少しやさしい雰囲気に。トップスがロング丈なら、チェックのスカートなど柄物も無理なく取り入れられそうです。

ちなみにこちらのスカートは、やや大きめのチェック柄。

「大柄ですが、落ち着いた色合いなのでコーディネートしやすそうだなと思って手に取りました。最近はニットとスカートといったシンプルな組み合わせが多いので、こういった柄物でほどよくアクセントをつけると、少しおしゃれをした気分になれます」

同じ柄で、ワンピースもラインナップされているそう。密に織られた、しなやかなコットン地のワンピースは、うっとりするような着心地です。

「毎年、柄や素材を変えて作られているこの定番ワンピースは、私もずっと愛用しています。着丈が120cmほどなので、私が着ると、くるぶし丈くらいに。ヒールのあるサンダルなどを合わせれば抜け感が出るので、小柄な私でも軽やかに着られる気がします。最近はワンピースやスカートも、このくらいの丈のほうが、全体のバランスがよく見えるように思います」

昨日ご紹介したＶネックニットを合わせれば、トラッドテイストにも。

ちなみに、冒頭で黒いロングトレーナーに合わせていたのは、こちらのデニムスカート。密に織られたデニムで光沢感のある質感ながら、薄手でやわらかいので、これだけギャザーたっぷりでもボリュームが出すぎることはありません。内田さんも愛用中のスカートです。

同じデザインで生地違いも。こちらは、ごく細畝のコーデュロイスカートで、秋らしいやさしい質感。落ち感があるので広がりすぎず、甘い雰囲気にならないのがいいところ。

ウエストゴムではき心地はラクチン。タックとギャザーが絶妙に組み合わされているので、トップスをインしてもお腹まわりがすっきり見える、ありがたいシルエット。

ポケットがついているのも便利ですね。

「はき心地のいいシンプルなスカートが一枚あると、それだけで安心できる気がします。秋冬はニットやカーディガンを、春になったらブラウスを合わせてみたいですね」

内田さんが気になっているというロング丈のアイテムたち、いかがでしたでしょうか。皆さんもこの秋はぜひロング丈にトライして、シュッとしたシルエットでお出かけしてみませんか？

photo（人物）：大森今日子

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