60代YouTuberが大人の悩み「顔色のくすみ」を着こなしで解決!
肌色がくすんで見えて、これまで着ていた服が似合わなくなった、メイクが映えなくなった……という悩みは、40歳を過ぎるころから誰もが直面するもの。そこで、『大人になったら、着たい服』最新刊にも登場している、61歳のYouTuber、Mimiさんに“大人のおしゃれコンプレックス解消のコツ”をうかがいました。
※Mimiさんの初の著書『60代ひとり暮らし明るく楽しく生きる術。』が、「暮らしとおしゃれの編集室」のお隣「住まいと暮らしの雑誌編集部」から絶賛発売中です。
「今の自分」を受け入れることで
毎日が変わり始めます
「こんにちはMimiです。わたしが今までにはない体の変化を感じるようになったのは40歳を少し過ぎたころ。それでも本格的な老いはまだ遠くにあり、ある日、10歳年上の友人がぽつりとつぶやいた『体って5歳ごとに変わるのよ』という言葉に『うんうん』と頷きながらも、本当の意味を実感するには至っていませんでした。
あれから20年。あの時、彼女が言いたかったことがわかるようになりました。シミもシワもある日突然できるものではなく、5年前と比べて実感してしまうのですよね。その現実に『あぁあ』と落ち込むこともありましたが、この山を何度か越えるたびに、老いを受け入れられるようになりました。ないものねだりしても仕方がない。“今のわたし”で日々を楽しむ工夫をすればいいんです」
華やかな色のトップスで
表情を明るく見せる
「赤やピンクが自然と肌になじむようになり、若いころより“使える色”が増えました。季節をヒントに旬の色を取り入れることもあります。植物なら“花”が主役になるのに倣って、自然と視線を集める“きれいな色”を上半身にまとって、全体の印象を明るくさわやかに」
胸元にブローチをつけて
ほかに視点をつくる
「胸元にかわいらしいモチーフをあしらって、人の視線をそちらにひきつけてしまいましょう! 多少の顔色の悪さは気にならず、顔を上げて姿勢よく歩けますよ。左・光沢のあるTシャツにブローチを合わせると、きちんと感が。家事の邪魔にならず、肩が凝らないのもいいところ。右・かわいさ溢れるねこブローチは、同系色でまとめて目立ちすぎないように」
「きれい」より
「元気」を意識したメイクを
「ほんの少しトレンドと、“元気”を意識したメイクで表情をイキイキと。元来メイクは好きなほうですが、コスメ代もばかにならないし近年のマスク生活の到来でいよいよメイクは卒業……と思っていました。そんな私を変えたのはヘアサロンでの“お試しメイク”でした。メイクさんが教えてくれたのはほんの少しトレンドを取り入れた“元気”になれるメイク。以来、“きれい”に見られるためではなく自分が元気でいられるメイクを心がけるようになりました」
めがねで
顔にポイントを
「私がめがねをかけ始めたのは40代。いずれ老眼になり、めがねをかけることになるのだから、早めに慣れておこうと思ったのです。いざかけてみると、めがねひとつでこんなにも顔の印象が変わるのかと驚きました。その効果はメイク以上! 小ジワやたるみより、めがねの方が目立つので人の目も気になりません。老眼をなげきたくなることもありますが、どうせなら、めがねを楽しみたいと思っています」
このほかにMimiさんが提案する大人のおしゃれのコツや、使用しているメイクアイテムの詳細は、著書『60代ひとり暮らし明るく楽しく生きる術。』で詳しくご覧いただけます。
写真/清永洋 取材/多田千里
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