レッグウェアで楽しむ、小竹さんの足元コーデ
こ数年、注目度が高まるいっぽうのレッグウェア。
でも、どんなふうに履き分けたらいいの?
おしゃれさんに、靴や服とのコーディネートの仕方を教えてもらいました。
モノトーン系のリブ編みで
足元をすっきりまとめて
会社員 小竹羊央さん
「洋服と同じで、レッグウェアもベーシックカラーが主役。ソックスもタイツも、足元に表情を加えてくれるリブ編みが好きです」という小竹さん。秋冬は暖かみのあるウール素材を加えて、スニーカーやレースアップシューズには太いリブのざっくり靴下を、バレエシューズには細リブのきれいなタイプを……と、靴やコーディネートに合わせて変化をつけるのだそう。
20代のころは色や柄にも挑戦したけれど、ワードローブがベーシックな服でまとまった今は、どんなスタイルにも合わせやすい無地のものに落ち着いたのだとか。
「靴下は長さもほぼ同じ。ボトムを折り返しても素肌が見えない丈感が安心するし、カジュアルなスタイルも品よくまとめてくれます」
STYLE1
白ボトムと靴をつなぐ
霜降りソックス
白と生成りでまとめたコーディネートを「靴下屋」のダークカラーソックスで引き締めて。「単色だと足元だけが浮いてしまうので、霜降りの糸でざっくり編まれたものでバランスをとります」。軽やかなキャンバススニーカーも、厚手の靴下で冬らしい表情に。
STYLE2
リブの靴下でパンプスを
ほどよくカジュアルに
ニットとデニムは冬の定番。「少しヒールのあるパテント靴を合わせる時は、リブソックスがカジュアルさとほどよいバランスを取ってくれます」。色はトップスとつなげて。「無印良品」の靴下は、ベーシックで飽きがこないので、毎シーズン買い足すそう。
杢のベージュで
レースアップシューズにやさしさを
「同じデニムでも、かっちりとした印象のレースアップシューズには、厚手のソックスを合わせます。そうすることで、ぬくもりとやわらかさのある印象に」。こちらも「靴下屋」のもの。太めのリブを選べば、素朴な雰囲気も加わる。ここでもトップスと色を合わせて。
短めワンピースも安心
頼れるグレーのリブタイツ
「足をすっきり見せてくれるので、タイツもリブがお決まり」という小竹さん。やはり「無印良品」を愛用。「少し短めのひざ上丈ワンピースも、タイツに合わせれば気
にせず着こなせる、頼れる存在です」。大人柄のワンピとバレエシューズを合わせ、お出かけスタイルに。
『ナチュリラ 2015-2015冬号』より
photo: 花田 梢 text: 坂本祥子
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。