レッグウェアで楽しむ、首藤さんの足元コーデ

ナチュリラ
2016.01.22

ここ数年、注目度が高まるいっぽうのレッグウェア。

でも、どんなふうに履き分けたらいいの?

おしゃれさんに、靴や服とのコーディネートの仕方を教えてもらいました。

 

“かわいすぎない”柄物で

無地の装いにアクセントを

 

「haus & terrasse」スタッフ 首藤礼子さん

 

もともと柄物が好きで、以前は洋服で取り入れることが多かったという首藤さん。

「子どもが生まれてからはシンプルな装いが増えてきた分、ソックスやタイツでとりいれるようになりました」

そう言って見せてくれたコレクションは、織り柄からインパクト柄まで、さまざまな表情です。

「靴下やタイツって、私にとってはその物自体がかわいらしいイメージ。だから、大人っぽい柄選びと取り入れ方を心がけています」

例えば、大ぶりの柄だったら色のトーンは抑えたり、色にもインパクトがある場合は洋服の色数を抑えてチラ見せ程度にしたり……。

「足元に存在感があるので、洋服は色や柄物でも、やさしげでニュアンスのあるものを選びます」

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 落ち着いたトーンのフラワー柄が主役

 

左右に一輪ずつ、大ぶりの花が描かれた「ミナ ペルホネン」のタイツ。「グレイッシュなカラーとアシンメトリーな柄の配置に一目惚れしました」。膝下丈のワンピースと、細身の革靴に合わせて。ダークカラーでまとめたスタイルに、大人の可愛らしさが加わる。

 

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 まろやかなクリーム×マロンカラーで上品に

 

「伸びがよくて履きやすいので色違いで持っています」という「木星社」のソックス「テーパードパンツには薄手のものを合わせて、すっきりまとめます」。赤と紺のコントラストの強い上下には、生成りの靴下とライトブラウンのローファーでやさしい印象の足元に。

 

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 インパクトのある色柄は少しだけのぞかせて

 

「ミナ ペルホネン」の靴下は、「テキスタイルをそのまま反映しているので、左右違った表情を見せてくれます」。柄だけでなく色にも主張があるので、そのほかの服はモノトーンでまとめて、フレアパンツからチラ見せするぐらいに。「シャープな靴を選んで、甘すぎない印象に仕上げます」

 

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 深いグリーンになじむ森のモチーフ

 

冬は特に、木や森をモチーフにした柄に惹かれるという首藤さん。「この『アンティパスト』のソックスも、森を思わせるヘリンボーン編みが気に入って」。合わせるボトムにも、森林をイメージさせるグリーンを選んで。「レースアップ靴で、端正な表情を加えます」

 

『ナチュリラ 2015-2015冬号』より

photo: 花田 梢 text: 坂本祥子

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