北欧のきほんの「き」 イッタラのテーブルウェア

今日のひとしな
2023.03.29

~「free design」より vol.29 ~


北欧を語る上で絶対に欠かすことのできない存在「ティーマ/TEEMA」シリーズ。
2022年に70周年を迎え、今もなお、そしてこれからもずっと愛され続けるであろう名作です。



見た目はほんとに至って普通。
でも、この普通加減が、実は計算しつくされた最高で最強なバランス、ということを実感する毎日です。
意識しないと気付かないくらい、ずっと昔から使い続けていたかのように何気なくいつも手にとっています。
料理を盛り付けるとき、だいたいこれくらいのサイズにピッタリだな、と思い描いて手にとるのは決まってティーマ。それは、欲しいサイズ、欲しいかたちがほぼ用意されているから。



ティーマが愛され続けているのはなぜだろう? と改めて考えてみると、いくつかの理由に思い当たりました。

①和食にも洋食にも自然に馴染むデザイン
無駄のないシンプルなデザインだからこそ盛り付ける料理を選ばず、それでいて控え目なので常に料理が主役に。食の多様性が広がる現代だからこそ、普遍的なデザインは重宝します。

②オーブン、電子レンジ、冷凍庫、食洗機が使用可
つくり置きにも嬉しい冷凍庫保存も可能で、そのままレンジで温め直しまで出来てしまいます。さらにオーブンも利用可なので、料理のバリエーションが増えていく楽しさも。食べ終わったら食洗器で洗えるのも、家事の時短につながるスグレモノなのです。

③豊富なラインナップとカラーバリエーション
15cm~26cmの5サイズが揃うプレートをはじめ、ボウルやマグ、カップ&ソーサーなど多様なラインナップがあるのも使いやすい理由の一つでしょう。豊富なカラバリは、家族での使い分けにもぴったり。定期的に新色が登場するので、少しずつ集めていくのも楽しいですね。

④スタッキングで抜群の収納力
小さな住環境でも使いやすいようにと、重ねて収納できるようデザインされているのもティーマの魅力。それは日本の住環境にも適していて、限られたスペースにたくさんの器を収納できるのは嬉しいところ。さらに重ねた姿も美しくスッキリとしているので、食器棚を開けるたびに見とれてしまいます。



愛される器って食べるときはもちろん、水切りカゴのなか、食器棚に並んでいるとき、いつもどの角度から見ても絵になるし素敵なんですよね。

永遠の定番だからこそ、例え割れてしまっても買い足しができるのも嬉しいポイント。
いつか子どもが一人暮らしをはじめる時には、ティーマセットを贈ろうと決めています。
カラーは一緒に選んで、家族が増えたら少しずつ増やして……。そんな風に未来を思い描けるのもティーマが愛され続ける理由の1つかもしれませんね。

きっと今日も我が家の食卓にはティーマの器が並んでいます。

■ティーマ/TEEMA

 

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free design(フリーデザイン)

東京都武蔵野市吉祥寺本町2-18-2-2F
TEL:0422-21-2070
営業時間:11:00-19:00
定休日:年中無休(年末年始を除く)
オンラインストア:http://www.freedesign.jp
Instagram:@freedesign_jp 

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