春うらら、プルオーバーとプリーツスカートで出かけよう！

札幌「チョロン」４日間特集【DAY４】

みなさん、こんにちは。札幌の洋服と雑貨の店「cholon（チョロン）」の佐々木智子です。

この時期の札幌はいつもならまだ雪深いのですが、今年は暖かい日が続き、お店の周りもすっかり雪が溶けました。札幌も少し早めの春の気配です。

４日目の今日は、「cholon」の洋服を紹介します。私は子どものころから手作りするのが好きで、見よう見まねで縫い物したり、編み物が趣味だった母に習って編み物をしたり、身の回りのものをいろいろ作ってきました。着たい服や使いたい物を、どんな素材で、どんなデザインで作ろうかなと思いを巡らせながら布や材料を見たり、本を読んだりするのが好きでした。

中学生のころ、水色のギンガムチェックの布でギャザースカートを作ったことがあります。季節はちょうど今ぐらい。ウエストはベルト芯を入れてファスナーあきに、薄手の生地だったので頑張って裏地も付けました。もう何十年も前のことだけど、淡いギンガムチェックの色と布の質感、作りたてのスカートを履いて出かけた日の風の冷たさや気分をはっきりと覚えています。今こうやってものづくりを続けていることも、着たい服を手作りしていた十代のころの延長かもしれません。

洋服作りは、デザインを考えて絵を描くことから始まります。布の見本からイメージに合う素材を選び、サンプルを作り、修正をして、納得できるものになったら量産します。作りたいものができた時に作るのでペースはゆっくりです。気に入ったデザインは微調整したり素材を変えたりしながら何年も作り続けています。

新作のコットンリネンのスラブワッシャーのプルオーバーは春におすすめです。太さにムラのある糸を使って織っているので風合いがあり、洗いざらしのままでもいい雰囲気。何度も着て、洗っていくうちに馴染んできます。裾の丸みのあるスリットと小さなポケットがアクセントになっています。１枚でさらりと着るのも良いし、中にボーダーなどのカットソーを重ねて着るのもかわいい。カラーはホワイト、ベージュ、ブラックの3色。シンプルなのでスカートもパンツも合わせやすく気軽に着れる一枚です。

「cholon」では長い間おなじみのプリーツスカートは素材が2種類あって、ひとつはリネン100％のもの。カラーは天然色のナチュラルのみです。リネンならではのしなやかな素材感が素敵です。もうひとつはコットンリネンの混紡。ややしっかりめの生地感で、オールシーズン履いていただけます。こちらはナチュラルとインディゴの２色あります。どちらのスカートもプリーツはウエストから15cmほど縫い止まりになっているので広がりすぎず腰回りはすっきり。ウエストはひも仕様でサイズを調節できます。

プルオーバーもプリーツスカートもシンプルですが、さりげないかわいさがありリラックスして着られる心地よい洋服です。店頭やオンラインショップでご覧いただけたらうれしいです。

４日間お付き合いいただき、ありがとうございました。機会がありましたら札幌のお店やオンラインショップを、ぜひお訪ねくださいね。

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