春アウター羽織って、83歳母と商店街さんぽ

おしゃれさんコーディネート
2023.04.02

こんにちは、高知のセレクトショップ「ANOUCK(アヌーク)」の森 厚乃です。今年の1月に週末連載「おしゃれさんコーディネート」で、公園デビューならぬ、おしゃれさんデビューをさせていただきました。“おしゃれさんデビュー”、自分で言って自分で恐縮ですが、侍ジャパンに励まされた60歳、4月も頑張ります!(まだ余韻に浸ってます)



陽気も良くなり、マスクなしも解禁されたりなので、お馴染みとなった母と私の老々コンビ、外に出て撮影してみることに。今回は、店から歩いて50歩のところにある、全長80メートルの小さな「魚の棚商店街」におじゃましました。



4月といえども、風が強かったり、まだ肌寒い日があったりするので、羽織りものはまだまだ必要です。母も私も、ポリエステルやナイロンの生地を使ったアウターを着ています。こういった化繊生地のアウターは、防風性があり、軽くてシワを気にしなくていいので、一枚は持っていたいですね。


母の着用しているブラックのコートは、ドロップショルダーでとてもゆったりした作りなので、インに軽量のダウンジャケットなどを重ねると、冬にも着ていただけます。

私が着用しているフードアノラックは、アウトドアブランドから生まれた60/40クロスという生地を使っています。こちらは「MASTER&CO.」がずっと、どこも変えることなく作り続けているもの。ただ洋服ブランドですので、そこはアウトドアに片寄ることなく、主張しすぎないデザインや、抑えめのカラーなど、私達の普段のスタイルにも馴染みやすいと思います。結果、「アヌーク」の店頭でも、長くお客様から支持される一枚となっています。

 


たこ焼き屋さんのお母さん。
店内には、大好きで集めたヨーロッパのアンティーク雑貨が、さりげなく置かれています。

 


伺ったときは、すでに売り切れでしたが、撮影用にとわざわざ看板を出してくれたり、高知のおばちゃんは、みんなすごくお世話好きです。

 


 



お次は海産物店さんへ。ふたりとも、本気の買い物モードで失礼します。
シルバーのカゴは、ケニアのサイザルバッグ。このきらめくシルバーカラーは、実はキャンディーなどの包装材をサイザル麻に巻きつけているそうです。シルバーは夏のイメージがありますが、こういった時期、コートなどのアウターに、キラキラするバッグや靴などを合わせて軽さを出すのもいいと思います。

 


私が持っている布バッグは、タンポポ色。この色目が春らしくてかわいいんです。洋服だと勇気のいるカラーは、小物でドンドン取り入れてみるといいですね。

 


海産物店のお母さんと記念写真。
今回の記事はご近所案内のようになってしまいましたが、せっかくいただいた機会ですので、私の住む高知の街の風景も一緒にお届けできたら、と思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

 

●母のコーデ
R&D.M.CO- GARMENT DYE OVERSIZE COAT/black
Chimala デニム
RECTANGLE シルバーバスケット/ラージ
R&D.M.CO- リネンシャツ/私物
スカーフ/私物

 

●私のコーデ
MASTER&CO. 60/40 CLOTH FULL ZIP ANORAK/olive
Chimala デニム
YAECA WRITE BUTTON SHIRT STAND COLLAR LONG/white
MASTER&CO. ECO BAG/yellow

 

hair&photo:藤岡ちせ(APARTMENT 102.

 

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ANOUCK(アヌーク)

高知県高知市はりまや町1-9-7 1F
営業時間11:00~18:00(木曜のみ13:00~18:00)
定休日:水曜
https://anouck-shop.com
Instagram「@anouck.harimayacho

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