秋のトラッドアイテムの着こなし

こんにちは。南阿蘇「robin ASO」の土持です。早いもので９月も終盤。今回が今月最後のコラムになります。

新米の季節がやって来ました！

今日は、秋らしい“トラッド柄”のアイテムを使ったコーディネートをご紹介します。実際に店頭でお客様にご提案したものになります。

＃１　チェック柄キルトスカート

アイルランド伝統の「O’NIEL OF DUBLIN」のキルトスカートをお選びのお客様とのやりとりです。

お客様：「以前から気になっていた“オニール”のキルト、トップスはどういうものを合わせたら良いかしら？」

ブラックウォッチ、グレンチェック、無地ブラックのパッチワーク。

もちろん、シンプルなトップスと合わせるのも良いですが、少しコンサバな雰囲気になりがちです。

そこで今回は、パーカーにレザーブーツを組み合わせた着こなしをご提案しました。パーカーと言ってもコットンウールの柔らかなニット素材です。

同じスカートでもう１パターン。

秋が深まって来たときの着こなしも考えてみました。「HAU」のウールカシミア素材の、ポンチョ風ベストを合わせてみました。トラッドなアイテムに、あえてデザイン性のあるものを組み合わせるのも楽しいと思います。ただし色のバランスを考慮して、上半身は淡い色でまとめています。

＃２　ヘリンボーンのロングジレ

お客様：「このヘリンボーンのジレ、素敵なのだけど・・・老けて見えないかしら？」

そのお声に、コーディネートのポイントとしてご提案したのは、「すっきり感」を意識して、メリハリのある着こなしをすることです。

fog linen workのリネンのロングジレ。

クラシカルなヘリンボーン柄は、落ち着いて見え過ぎることもあるので、フェミニンにまとめるより、軽快さを意識すると新鮮な着こなしになると思います。

ジレに合わせたブラウンのタートルは「Fabrique en FRANCE」の、体に沿うシルエットのリブ編みコットンカットソーです。トップスをタックインするスタイルがトレンドとなって久しいですが、今年は個人的にはさらに“ベルト”をする着こなしをお勧めしています。

こちらは、色違いのブラックのジレを使って、グレーのワントーンコーディネートにプラスした着こなしです。
いずれにしても、ジレは縦長の「Iライン」を意識するだけでバランスが取れ、普段のコーディネートにも取り入れやすいと思います。

なかなか涼しくなるスピードの遅い９月でしたが、引き続き秋のお洒落を楽しんでいきたいと思います。
次回の担当は、12月になります。どうぞよろしくお願いいたします。

＜#1-1＞
TOPS：sí:m / コットンウールニットパーカー（グレー）　
SKIRT：O’NIEL OF DUBLIN /パッチワークキルトスカート　
SHOES：FABIO RUSCONI（私物）

＜#1-2＞
TOPS：HAU / ウールカシミアベスト（グレー）
TOPS：STAMP AND DIARY / コットン７分袖カットソー（ホワイト）
SKIRT：#1-1と同じ

＜#2-1＞
TOPS：fog linen work / リネンロングジレ（ヘリンボーン）
TOPS：Fabrique en FRANCE / タートルカットソー（ブラウン）
PANTS：HAU / コットンウールパンツ（アイボリー）
BELT：HAU / レザーベルト（ブラック）

＜#2-2＞
TOPS：fog linen work / リネンロングジレ（ブラック）
TOPS：evam eva / コットンタートルネック（ライトグレー）
PANTS：upper hights / デニムパンツ （私物）

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