「迷ったら黒」という呪文を聞かないふりしてパープルのパンツをはいてみました
こんにちは、高知のセレクトショップ「ANOUCK(アヌーク)」の森 厚乃です。先週はブルーの服をご紹介いたしましたが、第二弾の今日の主役はパープルです。
こちらは前回のブルーのワンピースと同じく、「オールドマンズテーラー」のガーメントダイという製品染めのパンツ。
リネン混の、カシャッとした生地は、シワも気になりません。
ウエストは緩めのゴムで、ヒモでも調節ができます。
カラー名は「パンジー」。ほんとうに、すみれの花のような紫の色なんです! これに合わせたのは、私物でも持っている「ヤエカ」のベーシックなスウェット。いつもならスウェットには、ボトムはデニムやチノパンツなどを合わせるのですが、「こんな鮮やかな色もいいものだ!」と今回撮影をして、あらためて発見しました。
個人的な話ですが、今年のラッキーカラーは奇しくもパープル(笑)。タンスの中にない色、つまり今まで選んだことのない色を投入してみるのは、「何を着たらいいのかわからん症候群」に陥った時の、カンフル剤になるかもしれませんね。
お次は……
さあ、挑戦のコーディネイトの時間です!
赤色のタートルニットは、イギリスの老舗ニットメーカー「ハーレー オブ スコットランド」のもので、カラー名はワイルドチェリー。
普段なら絶対にしない色の組み合わせですが、あれれ、なんか顔色が明るく見える? 年齢とともに、どうしたって顔色はくすんできます。それにあらがうように、若い時のようなピンクのチークや赤系の口紅を塗ると、私の場合、よけいにくすみが目立ってしまうような……。そういうわけで、明るいカラーのシャドウや口紅はほとんど塗らないので、「顔色がよく見える」というワードには、すぐに飛びつきます(笑)。
顔周りに、赤みのある色を持ってくることで、ひょっとしたらチークや口紅の代わりをしてくれるんでしょうか(願望をこめて)。
街には、思いのほか色があふれています。
洋服もたくさんの色があります。「迷ったら黒」という呪文を、時には聞かないふりをする。この秋は、自分のラッキーカラーを見つけてみるのもいいですね。
来週は、久しぶりに80代の母との老々コンビでお届けいたします。よろしかったら、またのぞきにおいで下さい。
パンツ
R&D.M.CO- GARMENT DYE BAGGY PANTS/pansy
タートルニット
Harley of scotland /wild cherry
スウェット
YAECA 裏毛クルーネック/gray
撮影・メイク・ヘアアレンジ:藤岡ちせ(APARTMENT 102.)
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