Daja【DAY_2】~やっぱり、おしゃれが好き展~特集「カシミヤニット」

おしゃれさんコーディネート
2023.10.19

こんにちは、「Daja(ダジャ)」の板倉直子です。2日間に渡ってお届けしている「大人服イベント」集中特集。今日は、毎年ご好評をいただいている「Tara Mills(タラ ミルズ)」のカシミヤオフタートルネックニットのコーディネートをご紹介します。

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この秋も、イギリス「Tara Mills」社に別注して出来上がった、カシミヤ100%のオフタートルネックニットが無事に届きました。今回はオフホワイト、ライトブラウン、キャメル、チャコール、ネイビーの5色展開。発注の時に糸見本帳を見ながら厳選に厳選を重ね、コーディネートをイメージしながら絞り込んで選んだ色味です。


やや厚手のミドルゲージのカシミヤニットはあたたかく、とてもしなやかで軽やか。一言でいうと「やさしい、あ・た・た・か・さ♡」でしょうか。心の中で語尾にいつもハートマークがついてくる、そんな着心地です。

素材には、1867年創業のスコットランドの老舗カシミヤメーカー「TODD&DUNCAN」社製の上質なカシミヤ糸が使われています。カシミヤの原料はゴビ砂漠の厳しい環境と極端な寒暖差に適応した丈夫な品種のヤギの毛。外側の粗い保護毛ではなく、ホワイトカシミヤと呼ばれる喉から腹まで続く柔らかで上質な最高級の綿毛のような下毛が使われています。

セーターを1枚作るのに、約3頭分のヤギの繊維が必要だそう。何世代にもわたって受け継がれた伝統的な技術を持つスコットランドの「TODD&DUNCAN」が紡いだ糸は、世界最高峰のカシミヤとして知られています。



それではまず、ライトブラウンのコーディネートからご覧ください。昨日ご紹介した別珍パンツを合わせたブラウン系のグラデーションコーデはあたたかみを感じ、秋冬にぴったり。



同系色の千鳥格子のストールをふんわり羽織って、さらにマロン感を高めていきます♪



寒い日でもほっとするような色合わせですね。

 




次は、オフホワイトのワントーンコーデに挑戦してみました。まず冬のニットは明るいオフホワイトから選ぶ、という方も多いのではないかと思います。「Daja」でもこのオフホワイトは毎年根強い人気のあるカラーです。



ふんわりゆとり感のあるオフタートルネックの首元は、実はアレンジも自在。こちらのコーディネートではタートルを内側に折りこみ、ボトルネックのように着ています。

外側に折っても着られますが、内側に折ると別物のようになってなかなか楽しい着方です。皆さんもこの冬は是非お試しください。


オフホワイトのワントーンコーデは、オリーブのアウターを合わせるために計算した色合わせ。羽織ったのは「Auchincoal(オーケンコール)」のキルティングコート。撮影しながら、冬の晴れた日に犬の散歩に行くときにはこんな感じがいいな、なんて妄想していました。



キルティングコートは腰がすっぽりと隠れるオーバーサイズの長め丈。テントラインシルエットで綺麗な三角形を描くデザインです。久しぶりに着てみたキルティングコートは驚くほどの軽やかさ。カシミヤニットと合わせて、冬の快適なお出かけがこれで叶います。

 




次に着てみたのは、チャコールのカシミヤニット。ストライプが効いたボルドーのキルトスカートを合わせています。印象的な色物を無彩色のチャコールと乗馬ブーツでサンドした組み合わせ。ブラックよりも色味が柔らかなチャコールは、モノトーンで合わせても優しいイメージで着ることができます。


コートは先ほどと色違いの、ブラックのキルティングコートを合わせてみました。


 


 


ネイビーのカシミヤタートルは、グレーのパンツと合わせた鉄板コーデ。ポイントはニットの下に重ねたフランネル素材のギンガムチェックシャツ。袖口や裾、襟元から覗くギンガムがアクセントになり、明るい気持ちで過ごせそうな組み合わせです。

 


 


最後に着たのはキャメルカラーのカシミヤニット。同系色のガンクラブチェック柄のテーパードパンツと合わせてみました。

焼き菓子のようにこっくりとしたキャメルカラーは、定番色にプラスするととても映える色味です。濃色だけでなく、淡い色味のコーディネートにもおすすめですよ。

 


最後に、昨日ご紹介したシャレードコートを羽織ってみました。寒い日は、ニットやコートの色味やバランスを取りつつ、秋冬ならではのおしゃれを楽しみたいものですね。


さて、「大人になったら、着たい服×阪急うめだ本店」~やっぱり、おしゃれが好き展~特集はいかがでしたでしょうか? 冬のおしゃれを妄想しつつご覧いただけたら、とても嬉しいです。

早いもので今年のカレンダーもあと3枚。季節ごとにお届けした「おしゃれさんコーディネート」特集も、今年はこれで最後となります。おつき合いいただきましてありがとうございました。また来年もお会いできるのを楽しみにしております。

 


 

※ご紹介したアイテムは、10/25(水)から始まる「大人になったら、着たい服×阪急うめだ本店」~やっぱり、おしゃれが好き展~でご覧いただけます。Dajaオンラインストアでも10/25(水)10時より発売開始いたします。

 

カシミヤ オフタートルネックニット(ライトブラウン、オフホワイト、チャコール、キャメル、ネイビー)
「Tara Mills」
¥37,400(tax in)

 

【ライトブラウンニットのコーデ】
ハウンドトゥース ブリティッシュウールストール(ブラウン×キャメル)
「John Scott」
¥17,600(tax in)

 

別珍ワイドパンツ(ブラウン)
「HAND ROOM WOMENS」
¥39,600(tax in)

 

【オフホワイトニットのコーデ】
コーデュロイ ワイドイージーパンツ(オフホワイト)
「nicholson & nicholson」
¥25,300(tax in)

 

オーバーサイズ キルティングコート(オリーブ)
「Auchincoal」
¥49,500(tax in)

 

【チャコールニットのコーデ】
レジメンタルストライプ キルトスカート(ボルドー)
「HAND ROOM WOMENS」
¥41,800(tax in)

 

オーバーサイズ キルティングコート(ブラック)
「Auchincoal」
¥49,500(tax in)

 

【ネイビーニットのコーデ】
スタンドカラーシャツ(ギンガムチェック)
「HAND ROOM WOMENS」
¥26,400(tax in)

 

ハイカウントフラノワイドイージーパンツ(グレー)
「Vent d’ouest par Le Minor」
¥20,900(tax in)

 

【キャメルニットのコーデ】
フランネルテーパードトラウザーズ(ガンクラブチェック)
「HAND ROOM WOMENS」
¥35,200(tax in)

 

シャレードコート(ブラウン)
「HAND ROOM WOMENS」
¥79,200(tax in)

 


他、私物

 

 


 

日々おしゃれのことはもちろん、季節ごとの暮らしの楽しみ方、体や心の整え方などを綴った書籍も好評発売中です。ぜひご覧くださいね。


明日、ちょっといい私に出会えたら』より
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Profile

板倉直子

Naoko Itakura

島根県松江市のセレクトショップ「ダジャ」のディレクター。『大人になったら、着たい服』でトラッドを基本にした私服コーディネートが紹介されると、マニッシュな中に大人の女性らしさがあると大評判に。日々の着こなしや暮らしぶりを紹介したインスタグラムも人気。現在は、ファッションブランド「ハンドルームウィメンズ」のディレクションも手がける。著書に『明日、ちょっといい私に出会えたら』『大人のための かしこい衣服計画』『頑張らないおしゃれ』(主婦と生活社)がある。

Instagram @itakuranaoko

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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