⽇常に溶けこむラグジュアリー 「リュニフォーム」のベルトバッグ

“おしゃれの名脇役”に会いに行く!
2023.11.14

名作と呼ばれる映画には、必ずといっていいほど実力派の脇役が存在するもの。それは、おしゃれも一緒です。一見何げないのに、実は丹念にこだわって作られたアイテムたちは、主役を引き立てるための十分な腕前を持ち合わせています。この連載では、そんな“おしゃれの名脇役”にスポットライトを当て、王道のものから隠れた逸品まで、幅広くリポートしていきます。


 

2014 年にフランスで誕⽣した「リュニフォーム」は、クリエイティブディレクターのジャンヌ・シニョール⽒が設⽴したバッグブランド。“再構築と機能性”をコンセプトに、キッズ⽤のスクールバッグとトラベルバッグからスタートさせ、徐々にツールバッグ、クーラーバッグ、コンピューターケース、テニスラケットカバーなど⽇常のあらゆるシーンに寄り添うものを作り続け、現在は⼩物類も含め、100 種類以上も展開しています。

「フランス南部に位置するカルカッソンヌに⾃社⼯場があり、それぞれの⼯程のアルチザンが、ひとつひとつていねいに仕上げ、⼀貫⽣産しています。アイテムの種類や⼤きさによって縫い幅を変えるなどこまやかなルールがあり、厳しく検品して出荷しているのも特⻑です」と教えてくださったのは、⽇本のコマーシャルダイレクターのアナさん。
「そして、『リュニフォーム』の魅⼒といえば、選択肢の幅がとても広いこと。⽣地、⾊、トリミングカラーなど、およそ 1000 通り以上の組み合わせの可能性があるのです!」と、ごく⼀部のサンプルを⾒せてくれました。

「特にこだわっているのは、真ん中の箱に⼊った⽣地。コットン 63%とリネン 37%のキャンバスで、ジャンヌさんが⽷から選び、⾃社⼯場で⽣産しているオリジナルファブリックです。よく見ると、織り⽬が⻑⽅形なのですが、これは縦⽷と横⽷の太さを変えているから。あえて均⼀にしないことで、遊び⼼と丈夫さを兼ね備えた⽣地になっています。撥⽔加⼯も施しているので、多少の⾬や汚れに強いというのもこだわりポイントです」

いくつもある名品の中から、アイコニックな存在として知られているのが“ベルトバッグ”。


「リュニフォーム」“ベルトバッグ”[縦 13×横 16×マチ 5cm]¥87,120
※商品の価格は 2023 年 11 ⽉現在のもので、表⽰は税込みです。

 

圧巻のカラーバリエがこちら。

なんと、これでもまだごく⼀部! 現在、⽇本で購⼊できるカラーバリエーションは、約 40 種類もあるのだそう。
上の写真のように、レザーのストラップを外した状態でクラッチとして持ってもいいし、ベルトバッグとしてウエストマークしてもよし。

もちろん、ショルダーの⻑さを調節して斜めがけもできます。

フラップを開けて内側を⾒ると、縫い合わせた部分がレザーテープで美しくパイピング処理されているという細やかな気配りが!

他にも、⼤きさやデザインが違うショルダーバッグがスタンバイ。


左から:「リュニフォーム」“サッチェル“[縦 23×横 29×マチ 8cm]¥108,900、“クロスボディバッグ“[縦 19×横 20.5×マチ 5cm]
¥146,410、ベルトバッグ”[縦 13×横 16×マチ 5cm]¥87,120

 

「リュニフォーム」の選ぶ楽しさはまだまだ。希望すれば、アルファベットや絵柄を選んで好きな場所にスタンピングすることができ、3 つ以内は無料。それ以上はプラス料⾦が発⽣しますが、早ければ約 10 分で仕上げてくれます。サンプルがあるので、あれこれ悩む時間も楽しい!

先⽉、東京・⻘⼭にオープンしたばかりの⽇本 2 号店となる路⾯店は、⽚⼭正通⽒が率いるワンダーウォール®︎がインテリアデザインを担当。ショップコンセプトは、フランス⼈がイメージした⽇本のミッドセンチュリーモダンの家。イサム・ノグチの照明“AKARI”やジョージ・ナカシマのラウンジチェアなどが配された空間で、気持ちよくお買い物ができます。
今年も早いもので、クリスマスはもうすぐそこ。⾃分へのご褒美、また⼤切な⼈へのギフト選びに、ぜひ⾜を運んでみて。

photo:花⽥ 梢 text:三宅桃子

 

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リュニフォーム ⻘⼭

TEL:03-6433-5342
公式サイト:https://luniform.jp/ja

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