実は、「困った時の"コンビネゾン”」! アラフィフはどうトライする?
みなさまこんにちは。
春分の日を過ぎて札幌のお天気も、そして気持ちも、ようやく春に向かっています。お子さんの卒入学の準備やその他いろいろとまだまだ忙しい日々を過ごしている方もいらっしゃると思いますが、「春は何を着ようかな?」と、一瞬でも頭の中をおしゃれのことで巡らせるのもちょっとした気分転換になりますよ〜。
今回は、まだトライしていない方にこそぜひおすすめしたい、"コンビネゾン”のご紹介です。
オールインワンとか他にも呼び方はいろいろありますが、結局は上下つながっている洋服のことなので同じもの。要するに「つなぎ」です。とはいえひと口につなぎといっても、エレガントなものからカジュアルなタイプまでと種類は様々ありますので、ぜひご覧ください。
着るだけで垢抜けるアイテムなので、
それではまず、おすすめコンビネゾンあれこれを一挙にご紹介していきます!
#01
普段の日も、晴れの日も
「tous les deux ensemble(トゥレドゥアンサンブル)」
「tous les deux ensemble」のポリエステル素材のものは、セレモニーにも使えるようなきれい目感。ワンピースと同じく一枚で着るだけでお出掛け服にもなるタイプです。
ほぼシワにならず、ストレッチも効いたすぐれもの。秋冬にも着れる嬉しい素材です。半袖ですが、寒い時期は中に長袖を重ね着すればOK!
バッグを小さいものにして、靴はヒールのあるものを合わせるとお出掛けスタイルに。スニーカーに履き替えると、途端にカジュアルな雰囲気にもマッチ。どちらの雰囲気にもちょうどいい一枚です。
この上に何か羽織りたいというときは、「Le pivot」のローブを合わせて。それでも肌寒い日には、さらにその上にコートを重ねることもできる、薄手タイプです。
同素材のブルゾンを合わせて、セットアップにしても。お揃いの羽織りがあると、お出掛け前の準備が楽になりますね。コーディネートを考えなくてよい! ブルゾン単品でもとても使える、便利な着回しアイテムです。
#02
オーバーサイズとリネン素材が心地よい
「Le pivot(ル・ピボット)」
次はカジュアルめなタイプをご紹介です。「Le pivot」のリネンタンブラーコンビネゾン。
ゆったりとしたオーバーサイズでリラックス感ときちんと感を兼ね備えた、大人向け。「初めてコンビネゾンを着る方にはまずこちらから!」とおすすめしたくなる一着です。
#03
柔らかくて軽い! デニム素材
「isato design works(イサトデザインワークス)」
「春夏はデニムも着てみたいな」という方には「isato design works」のデニムサロペットもおすすめ。
デニムなのに薄く柔らかく、とにかく軽い!
サイズ感は全体的にゆったりで、さらにきっとみなさまの気になるポイントである二の腕を完全に隠してくれる袖丈と余裕のある袖巾が完璧。風通しが良くて涼しいので、真夏も快適に着られます。
#04
カジュアルタイプは落ち着いた色を選んで
USEDアイテム
そしてラスト、今回の中では最もカジュアルなこちらは、サンフランシスコで買い付けたUSEDのフード付きコンビネゾン。落ち着いたトーンなので、アラフィフにもしっくりきます。
春夏はボーダーTを合わせたり、秋冬はウールのタートルネックのセーターやブラウスを着たり……など、インナーに着るアイテムと色も選ばない万能タイプです。小さなバッグを合わせても良いですね。少しキレイめに仕上げてみました。
以上、"コンビネゾン”のいろいろなタイプをご紹介してみました。
お好きな方にとっては「一週間の洋服は毎日"つなぎ”でもいい!」と聞くくらい便利なものですが、着たことがない方の心配はやはり"トイレ問題”。
完全にトイレ問題で皆さん試着さえもなかなかしません。ぶっちゃけ、面倒くさいのは私だって同じです(笑)! 対策としては、トイレの時には当たり前のことかもしれませんが…
①まず、パンツの裾をまくるかヘアゴムなどで留めて膝くらいまでたくし上げる
②上の方は袖などが床に付かないように慎重に下げて折り込む
……こんな感じでしょうか。
何でも回数をこなすと精度が上がる(笑)?という感じで、慣れると素早く的確に出来るようになりますよ。こんなことでも克服すると着られる洋服が増えて嬉しくなります。50代後半のわたしでも大丈夫なのですから、本当に年齢問わず着られますよ。ぜひお試ししてくださいね。それに、旅のアイテムとしても優秀で、とにかく楽(洋服の数が少なくていい)で荷物が軽くなるという良い面もあります。
別の話になりますが、ジーンズでもファスナーではなくボタンのタイプとなると、それさえも面倒と言われることも……。もちろん、それもよーく分かります、が! 「面倒くさい」といってそれだけでNOとしてしまうよりも、「とりあえず着てみるわ!」と新たなアイテムを手に取っていく方はおしゃれに限らず、生活のあらゆるところで"小さなチャレンジ”を積み重ねているような。そうすると、やはり若々しく見えるんですよね~。不思議なことに。
年齢を積み重ねてきた今、ちょっとしたバージョンアップが何事にも大切なのかなと思う、今日このごろです。コンビネゾンに限らず、何かを乗り越えた先には"楽さ”と“お洒落に見える”という嬉しい特典が付いてくると思うのです。もちろん無理強いはしません。それに、「こんなことがんばらなくても良い」というのも正解!
読んでいただきどうもありがとうございました。
写真/「スタジオボコ」岡田 梢
札幌市中央区南1条西24丁目1-6 レクシブ裏参道5F
TEL:011-215-4213
営業時間:12:00~19:00
定休日:不定休
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