おしゃれに迷ったら まずは、髪を切ってみよう。

大人になったら、着たい服
2024.06.11

近頃、何を着てもパッとしない……。歳を重ねるにつれ顕著になる髪の変化は、実はおしゃれにも大きな影響を与えています。そんなときこそおすすめしたいのが大人の戦略的ショートヘアです。

この記事は『大人になったら、着たい服2024春夏』から一部抜粋しています。

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パーマネントエイジ・バイヤー
桃井しのぶさんの黒髪ベリーショート

清潔感のあるベリーショートは
服のスタイリングも助けてくれます

髪の量が多くて硬いのが、悩みの種だったという桃井さん。今お世話になっている美容師さんに出会ったとき、提案してもらったのがベリーショートでした。
「学生のときから短めだったけれど、ベリーショートは初めてでした。自分がぐんとおしゃれになったみたいで」と笑います。

襟足の毛を伸ばすと、上へ向かって跳ね上がるクセがあるので、伸びないうちに短く刈り込む。首筋がすっきり見える効果も。


髪をすいて毛量を調節しつつ、顔まわりや襟足をさっぱりと刈り込んでいるのがカットのポイント。スタイリングは、ワックスより固定力のあるポマードを使うと、毛束感が生まれ動きが出るのだとか。適度なウェット感やツヤが出るのもいいところ。

愛用のポマードは「プリズナー」の "ソフトグリース"。「ジョンマス ターオーガニック」"S&Mスキャ ルプPセラム"で頭皮マッサージ。

ボーイッシュな分、髪のツヤと肌のハリを保ちたくて、頭皮マッサージを習慣化しているそうです。

この髪型は洋服のスタイリングも大いに助けてくれるという桃井さん。「電車の中で、隣のおばさまに『どこで髪の毛を切っているの?』と聞かれて美容室をご紹介したこともあるんですよ」

清潔感のある着こなしができ
アクセサリーも映える

ショートヘア効果で白一色のワン トーンコーデが、いっそう透明感 のある着こなしに。顔まわりの産 毛までていねいにカットしてある ので、肌の白さが引き立ち、アクセサリーも映える。アクセサリーは控えめに、でも本物を選ぶそう。

女性らしさを添えるため、ピアスは必須。ジュエリーテザイナー「モニカ・カスティリオーニ」のもの。

取材/一田憲子 撮影/岡田久仁子


この記事は、全3回の連載予定です。
「*02 70代のヘアスタイル・クセ強めショートボブでおしゃれを楽しむ」
「*03 50代のヘアスタイル・コシを生かした大人のハンサムボブ」

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