やっぱり頼りになる黒のジャケットと、冬ならではのジャケット

おしゃれさんコーディネート
2024.12.11

気つけば12月ももう半ば。気持ちがだんだんせわしなくなってきました。仕事はやり残しがないように、お家は片付け出さなくちゃ、友達とも会っておきたいし、その前に美容院の予約、クリスマスの自分へのご褒美も考えなくっちゃだし、ママ友とのランチ会、忘年会も……。年末に向かい、頭の中の整理が追いつかないくらい。そしてその流れで、新年のお出かけにご挨拶から、卒業、入学、入社などなど式典の重なる3月、4月へ。


猛ダッシュでかけ抜けるような12月から4月の時期、「やっぱり必要なんだ」「持っててよかった」と感じる機会が多いのが、黒のジャケットです。例えば、ブラウスやワンピース、パンツ、スカートに羽織ってしまえば、多様なシチュエーションや急なお誘いにも対応できるから、やっぱり「頼りになる」って実感します。

 


 

~頼りになるブラック~
オープナージャケット


黒のジャケット、今までも、今も、持っていないわけじゃない。仕事用にと買ったもの、急用で慌てて買ったもの、遊びの日にも着られるかなと衝動買いした少々デザインの入ったもの……。その時々で、それぞれ頼りになったはず。けれど、とりあえず必要だからと選んでいたからか、さほど月日が流れないうちに気持ちはすっかり離れてクローゼットに置き去りに。でもよく考えたら、大事な場面で着用することも多い黒のジャケット。そこには、家族の成長や、自分の成長、大切な人の人生にも立ち会ったりする時間が流れているなって思います。


そんな気づきがあったここ数年は、「とりあえず」ではなくて「しっかり選びたい」と思うように。そんな意識の変化を感じた時に出会ったのが「オープナージャケット」です。

高貴さと華やかさ溢れるブラック。まるで空気の通り道があるかのようなふっくら感、丁寧に紡ぎ出されたカタチ、悲しみも悦びも静かに受け止めてくれるような深み……。それらは着る人に馳せられた思いが伝わってくるような心地よい着心地と、手仕事から垣間見ることができる温もり、日本の職人さんの誇りを感じずにはいられない端正な仕立てから感じることができました。まるで作り手の息遣いが聞こえるかのようなジャケットです。

「オープナージャケット(シャンパーニュブラック)」 ¥121000/soutinecollar
「ハイネックメッシュヴェルラン」 ¥20900/soutinecollar×ANTIPAST(入荷時により色柄が異なります)
「リピートパンツ」(ブラック) ¥52800/soutinecollar×support surface
バッグ ¥143000/eb.a.gos
バレエシューズ ¥33000/porselli

 


例えばジャケットの印象を決める重要な箇所の一つである襟。その折り返しの部分は、職人さんの手加減でふんわり曲線を描き立体的に仕上がるようにアイロンがけされています。


そしてポケットは、上から貼り付けるパッチポケットとは違い、身頃をポケット型にくり抜き、ポケット布がピタリとはめ込まれています。この仕様は高度な技術を要するため、縫える職人さんがなかなかいないそうです。身頃とポケットの境目がとてもきれいにおさまり、ディテールの美しさだけではなく、全体を見たときの上質感や高級感にもつながっています。



袖山(肩先)の裏地は手縫いされています。量産のミシンで縫い合わされている仕上げとは異なり、一針一針進められた手縫いの間には、動いた時の運動量も考慮した、ゆとり(いせ)が手加減で入れられているのが分かります。


袖は、着た時に腕の自然なラインに沿うように前振りで立体的に付けられています。そのため着たときのシルエットがキレイなのはもちろん、動きやすさも備わっています。


パターン(型紙)を製作する熟練のパタンナーさんと、少量生産で高い技術を持った職人さんのいる工場さんだからこそ実現できる「オープナージャケット」は、まるで “あつらえたジャケット”のようなふっくら美しい仕上がり。


堅苦しさも動きにくさも軽減されて、着ているとスルスルスルッと布とカラダのスキマが心地いい。


大切な節目や家族の行事、改まった席や大事な仕事の時……。きちんとしないといけない日は、緊張する場でもあります。そんな日に前向きに後押ししてくれる信頼できる一着があれば、緊張も和らぎそう。

「オープナージャケット(シャンパーニュブラック)」 ¥121000/soutinecollar
トップス ¥49500/support surface
「リピートパンツ」(ブラック) ¥52800/soutinecollar×support surface
ブレスレット ¥51700/saamicrafts
「ポシェット」(ブラック) ¥29700/soutinecollar

 


「オープナージャケット」は様々な場面で着られるテーラードジャケットですが、ジャケット特有の“かたさ”や“制約”といったイメージとは対極にあるような存在。


シンプルなデザインで着回し度も高いから、普段のお出かけでも自然と出番も多くなります。
お客様に「これなら後悔しない」といったご感想をいただくこともある「究極の定番ジャケット」です。

「オープナージャケット(シャンパーニュブラック)」 ¥121000/soutinecollar
「マザーオブパール」(ブラック) ¥49500/soutinecollar×Ataraxia
パールのネックレス ¥23100/Stink Syndicate
(別注)馬蹄のネックレス ¥24200/Stink Syndicate
「ユートゥーデニム」¥31900/soutinecollar
「ベルト リング」 ¥10780/soutinecollar
「ポシェット」(ブラック) ¥29700/soutinecollar
「モンクシューズ」(来春発売予定) ¥71500/soutinecollar×support surface

 


式典などに活躍するシャンパーニュブラックの他に、ブルゴーニュチェックブラウンもあります。



葉や土、摘み頃の葡萄、沈む夕日、染まりゆく空の色……。まるでフランス・ブルゴーニュのワイン畑の景色が広がったような色使いのチェック柄です。



程よい緊張と緩和が同居。品よく作りよく、ワインのように熟成し、一緒に時を刻むように長く着られるはずです。

「オープナージャケット(ブルゴーニュチェックブラウン) ¥132000/soutiencollar×Ataraxia
「パティシエシャツ」(ホワイト) ¥42900/soutiencollar×Ataraxia
「ギャルソンチノ巻きスカート」(ベージュ) ¥37400 /soutiencollar×Ataraxia

 


 

~“自由”な着方が広がる〜
ライブラリアンジャケット


以前ご紹介した時からご好評いただいている「ライブラリアンジャケット」。職人さんが一人で製作しているため一度の入荷数は少ないのですが、引き続きご案内しています。


購入のきっかけは、式の付く行事やお呼ばれや仕事で、というお客様が多いジャケット。

「ライブラリアンジャケット」 ¥64900/soutiencollar
「ブラックドレープ7分袖」 ¥75900/soutiencollar×support surface
パールのネックレス ¥23100/Stink Syndicate
バッグ ¥143000/eb.a.gos

 


でも、その後は手持ちの服に合わせて、その方なりの着こなしを楽しんでいる様子で、“自由”が広がっているんだなと感じます(よろしければ「レビュー」も覗いてみてくださいね)

「ライブラリアンジャケット」 ¥64900/soutiencollar
ボーダー「デミ」¥20900/Ataraxia
「ギャルソンチノ巻きスカート」(ベージュ) ¥37400/Ataraxia
(別注)馬蹄のネックレス ¥24200/Stink Syndicate
「おかかえバッグ」 ¥39600/soutiencollar

 


華やかシャツに華やかバッグ。チュールを添えて、12月のお出かけにも。

「ライブラリアンジャケット」 ¥64900/soutiencollar
「トワルドジュイシャツ」 ¥49500/soutiencollar×ANTIPAST
スカートにしたブラウス「ビジューブラウス」(ブラック) ¥36300/soutiencollar×ANTIPAST
「リピートパンツ」(ブラック) ¥52800/soutinecollar×support surface
バッグ ¥132000/eb.a.gos

 


 

〜コート代わりにもなる~
冬ならではのジャケット


長いシーズン着られるジャケットも魅力だけれど、冬だけのジャケットも“季節限定”だからこそのよさがあります。例えばしっかり肉厚な素材のハリスツイードでできた「オールディーズバッドグッディーズジャケット」は、風も通しにくくウールの温もりもあるから、コート代わりになったり。


秋はコットンシャツの上にさらりと引っ掛けて。

「オールディーズバッドグッディーズジャケット」¥118800/soutiencollar
「パティシエシャツ」(ホワイト) ¥42900/soutiencollar×Ataraxia
「ベルト リング」(ブラック) ¥10780/soutiencollar
「ユートゥーデニム」¥31900/soutiencollar
かごバッグ ¥121000/eb.a.gos
バレエシューズ ¥35200/porselli

 


冬はニットの上に。


とっても寒い日は、大判ストールに助けてもらいながら。

「オールディーズバッドグッディーズジャケット」 ¥118800/soutiencollar
「ベールタートル」(アイボリー) ¥42900/soutiencollar
「ローブ ド リブ」(ベージュ) ¥68200/soutiencollar
「ギャルソンチノ巻きスカート」(ベージュ) ¥37400/soutiencollar×Ataraxia
バッグ ¥143000/eb.a.gos

 


 

〜幅広く着られるネイビー~
イーゼルジャケット



定番的で安心感のある“紺のジャケット”は、普段のお出かけから仕事、少々かしこまった席へのお誘いなんかにも幅広く活躍してくれます。普段の服に取り入れて着崩したとしても、しっかり品も持ち合わせてくれるのは、ネイビーの持つ印象、調和や信頼、知性のおかげ。

でも紺はトラッド色が強くて、ちょっぴりかたいイメージ。持っている普段着と合うかしら?そんな疑問を持っていましたが「イーゼルジャケット」は違っていました。緩やかな肩のラインや、身体を包み込むような優しいライン作りのおかげで、そんなイメージが一変したジャケットです。生地の風合いが増してきた愛着あるカットソーにも、気分の上がるデザイン服にも、どちらにも取り入れることができました。


ボーダーと合わせて “冬のマリン” を楽しんだり

「イーゼルジャケット」 ¥83600/soutiencollar
ボーダー「デミ」 ¥20900/Ataraxia

 


フリルや光沢感のある、ちょっとスパイスの効いたお洋服との組み合わせで冒険してみたり。

「イーゼルジャケット」は正統派な着こなしから崩しの効いた着こなしまで幅広く受け止めてくれる、着る人の意志や個性を尊重して輝かせてくれるところがいいところだなって感じます。

「イーゼルジャケット」¥83600/soutiencollar
パンツ ¥42790/christian wijnants
かごバッグ ¥74800/eb.a.gos

 


生地感は「オールディーズバッドグッディーズジャケット」ほど肉厚ではないので、こちらは3月あたりの“寒い春”の羽織ものとしても人気者のジャケットです。

「イーゼルジャケット」¥83600/soutiencollar
「パティシエシャツ」(ホワイト) ¥42900/soutiencollar×Ataraxia
「ギャルソンチノ巻きスカート」(ベージュ) ¥37400/Ataraxia
かごバッグ ¥74800/eb.a.gos

 

←その他の「マドリガル」の記事はこちらから
←その他の「おしゃれさんコーディネート」の記事はこちらから

madrigal(マドリガル)北店

大阪市北区西天満2-8-1 大江ビルヂング 1F
TEL:06-6361-0281 or 06-6312-4531
MAIL:kita@madrigal.jp
https://www.madrigal.jp/
ブログ https://www.madrigal.jp/days
インスタグラム「@madrigal_official」「@madrigal_online
オンラインストア https://www.madrigalyourline.jp/
メールマガジン登録 https://www.madrigalyourline.jp/p/newsletter/subscribe

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

ページトップ