働き者のコットンパンツ
こんにちは。熊本・南阿蘇の「robin ASO」の土持加奈子です。今回の連載では「ずっと着続けたい服」をご紹介させていただきましたが、今日が最終日になります。

早春の阿蘇を黒く焦がす野焼き
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<HAUの定番ワークパンツ>
「work pants(=働き者のパンツ)」という商品名がついた、コットンのベイカーパンツ。2018年のブランドスタート以来の「HAU」の定番商品です。

着用期間:オールシーズン
「HAU」のデザイナーさんは、身長155cmと小柄な方です。もともと「今、私が着たいパンツを作ろう!」と生みだしたモノらしく、発売当初は丈が短めでコンパクトな作りでした。当店でも小柄な方を中心に人気でしたが、身長のある方にも着てもらいたいという思いから、2年前にサイズスペックが見直されました。

身長166cmの私も着られるサイズが増えました!
デザイナーさん自身のパンツに対する悩みから生まれたそうで、短めトップスにも、ワンピースの下に合わせてもバランスよく着こなせるシルエットになっています。

ブーツの時はパンツの裾を一折りしても◎。
そして、「働き者パンツ」という名前に込められている通りに、日常から仕事まで幅広いシーンで使えるように、ほんのり光沢感のあるコットン生地が採用されています。
カジュアル感が出がちな黄土色(ブラウン)でも、例えばニットカーディガンやローファーなどで着崩さずに着ると“きちんと感”がキープされてお出掛けにも使えます。
たくさん着て、ガシガシ洗濯機でも洗える「work pants」。何年か使い込んで味が出てきた後は、きっと山暮らしの作業着としても働いているだろうなと想像しています。
「誰もが着たい服」が出発点ではなく、「“私”が着たい服を作ろう!」という個の思いが、結果としてたくさんの人に長く愛される「定番」を生み出すという矛盾。商品開発の面白さであると同時に、悩ましさでもあるのではないでしょうか? 会議室では「定番」は生まれない!←経験あり(笑)
着用スタッフ身長:166cm
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< STYLE1 >
パンツ:HAU / work pants(アイボリー)
トップス:ASEEDONCLOUD / ノルディックニット
インナー:JOHA / メリノウールノースリーブ
シューズ:FABIO RUSCONI / サイドゴアブーツ(私物)
< STYLE2 >
パンツ:HAU / work pants(ブラウン)
インナー:Fabrique en FRANCE / Tシャツ
カーディガン:D / コットンカーディガン
シューズ:J.M.WESTON / マチルダローファー(私物)
住所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽3811-1
電話:0967-67-2338
メール:info@robinaso.com
営業時間:午前11時〜午後6時
定休日:水曜、木曜(祝日の場合は営業)
https://robinaso.com/
ONLINE STORE:http://robinaso.theshop.jp/
Instagram:@robin.aso
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