【futana04】来年の「移動式futana」
皆さまこんにちは、京都「futana(フタナ)」の土井菜子です。
2025年の振り返りをさせていただいているfutanaの4日間特集。あれよあれよと最終日となりました。今日は締めくくりとして、今年の10月にopenした「移動式futana」のことをお話させていただきたいと思います。

2カ月経った今でも、まだありありと昨日のことのように思い出せる「移動式futana」について。皆さまにお読みいただけましたら幸いです。

「移動式futana」初めての開催を終えて、あらためていろいろな思いや考えが浮かんできますが、それは全部一つの大きな「皆さん、本当にありがとうございました」の気持ちから出てきます。



楽しくてうれしくて、刺激的で唯一無二の高揚感で、頭フル回転で、生きているという実感がみなぎって……。どんなふうに言い表したらよいか難しいのですが「これがfutanaの今まさになんやなぁ」と実感した一週間でした。やりたかったこと、今に一番しっくりくる形だと納得した一週間。


この時間をもてたのは、沢山の方が力を貸してくださって、皆さんがお気持ちをくださったから。私1人では絶対に出来なかったです。最初から最後まで、皆さんのおかげでした。えへへ。


作り手の皆さん、行きたいよ~と気持ちを寄せてくださった皆さん、会場を貸してくださったスペースたて680さん、そして何よりお越しくださった皆さん、本当にありがとうございました。


作り手の皆さんにはお忙しい中、時間を割いていろいろ準備していただきました。細かにお願いしたものもあれば、お任せしてfutanaを想像して選んだり作ったりしてもらいました。

どれも本当にfutanaにぴったりしっくりで、お借りした会場のスペースたてさんの中に並べたり置いたりするたびに、その場がどんどんfutanaになっていくのを感じてすごくワクワクしました。洋服や作品を箱から取り出すたびに、頭も心もずっと跳ねてフル回転でした。

お便りやメッセージをいただいた皆さんからも、沢山の力をいただきました。1年ほど会っていない間の探し物やその後の着こなし、実店舗があったときにお持ち帰りいただいた洋服の出番などお聞きするたびに「実店舗での数年間があって本当に良かった」「手にしていただいたそれぞれが、今もお役に立っている」という実感がもこもこ沸いてきて、準備するときのパワーの源となりました。



スペースたて680さんに沢山、本当に沢山のわがままを聞いていただきました。カーテンの色から机から椅子から、小さなことから大きなことまで沢山お願いごとをしてしまって、その度「ちょっと出来るかやってみましょう」と言っていただけて本当に心強かったです。

会期中、心地よい光と風がずっと会場内に満ちていて。堀川沿いのこの場所を借りることが出来て本当に良かったと安堵感もいただきました。




そしてそして、来ていただいた皆さん。近くから遠くから、時間を作って時間を使って、何日も前から楽しみにしてくださっていたことや、探し物を見つけに来てくださったこと、相談したいことや頼りにしてくださっていること。お聞かせいただいたそれらのことがとてもうれしくて、会期中ずっとしあわせでした。

好きなものや見たもの聞いたこと、今感じていることや少し先に馳せている思い。これから先も伝えていきたいとあらためて感じさせていただきました。会期が終わって今もまだずっと、「これからもfutanaでい続ける」ことへのしあわせに満ちています。「移動式futana」に来てくださって本当に本当にありがとうございました。

同時に、来年に向けての改善点にも気がつきました。来てくださったのにゆっくりお話出来なかった皆さんのお顔が浮かんで、自分の力不足を実感。もっとゆっくりお話しして、お洋服の相談も心ゆくまでお聞きしたかった。

来年は力をつけて、何かブラッシュアップの方法を考えて、頼りにして来てくださる皆さんのお声をまるっと全部お聞かせいただけるようにしたいと強く思っています。

沢山沢山の「ありがとうございます」が、初めての開催が終わって以降ずっと私の中に流れていて、 来年への気持ちが毎日静かにめぐっています。

来年も好きなもの、惹かれるもの、必要なものを手にもって、同じ場所で同じ季節に皆さんをお待ちしております。

もしよろしければ、2026年10月下旬。季節が夏から秋へと変わるそのただ中の季節に。堀川中立売のスペースたてさんへお立ち寄りいただけましたらうれしいです。今年来てくださった皆さまも、今年はタイミングが合わなかった皆さまも、そしてまだお会いしたことのない皆さまも。探し物を見つけていただけたら幸いです。

皆さま、今日もここまでお読みいただいて本当にありがとうございました。
●心身のこと
●お休みの日の散歩
●Vlas Blommeさんとfutanaのこと
●来年の移動式futana
月曜日からお話させていただいた今年のfutanaの振り返りに伴走していただいてとても嬉しいです。今年のことを書き留めることで、来年への気持ちがすっと穏やかに満ちてきました。2026年も変わらず、洋服がある景色の中で毎日を重ねてゆきたいと思います。また何かの折りに「暮らしとおしゃれの編集室」さんで近況報告やお洋服あれこれをお話させていただける日を楽しみにしております。

それでは今日も引き続き良き一日となりますように。
心地よい流れとなりますように。
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