必要とされるかたちに流れてゆきたい。「futana」の小さな変化

おしゃれさんコーディネート
2026.09.28



皆さまこんにちは、京都にてお洋服と身の周りのもののお店をさせていただいている「futana(フタナ)」の土井でございます。昨年も同じ時季にお話しさせていただいてからはや1年! 今年も4日間特集を担当させていただけてとてもうれしいです。秋が深まる中での、のんびり一息ブレイクタイム。お茶うけの一つとしてお読みいただけましたらうれしいです。



さて、今回のコラム、読んでくださる皆さまを思い浮かべながら、何を書かせていただこうかな、どこからお話させていただこうかなと考えること数日。少し悩みつつも、1日目の今日は、「2026年の変化」を書かせていただこうと思います。

書くのを少しためらった理由は、この話はあまりに取り留めがなさ過ぎるかな、自分の頭の中のこと過ぎるかしら……と思ったから。これまでも十分自分ごとを書かせていただいているのですが、今回ますます私ごとな内容になってしまって。でもこれは、今の「futana」をお話するにあたって外せない変化。やはり、いつも通りに書かせていただくことにしました。

2026年の大きな変化。それは「娘が高校生になったこと」です。娘にとってはもちろん、私にとっても嬉しくそしてとても大きな出来事でした。



中学3年生、ちょうど去年の今ぐらいの時季から受験までの半年が、2人にとってなかなかの修行時間でした。娘は春からどんな生活になるか想像が出来ない中、ソワソワしたり上の空になったり。普段とても楽観的な私も、いつも通りの動きをしつつもその実、娘の様子に連動して、心持ちが珍しい色カタチをしておりました。

でも、そんな中、ジイジ・バアバや親戚、そして近しい皆さんから応援の気持ちをもらって感じてそれが染み渡って。沢山の支えを感じながら、その日その日をやり切りながら受験生の時間を過ごして進みました。そうして迎えた今年の春。2026年の3月17日。



胸がぐっといっぱいになったその時の感覚を、今でも覚えています。それまでも、その瞬間も、いろいろなことを感じていました。

どんな風に進むことになっても、なんとでもやってゆける。どうなったとしてもなんとかなる。そう思うと同時に、やっぱり娘が望む形で流れが進んでゆけば良いなとも思っていました。これだけ頑張っているのが、どうにか実になってほしいな。や、実になるってどういうことかしら。

そんな風なたくさんの考えが頭をぐるぐるした先の合格でした。やっぱり嬉しくて嬉しくて。この先、もう少し他のかたちで子たちの毎日が形づくって行かれたら良いなと勝手に思ったりもするけれど、今はただ、ひとまず春から娘の高校生活が始まって、何を考えるでもなく彼女の様子がそのまま私を幸せにしてくれています。



自分のことであればなんとでも折り合いがつけられるのだけれど、子供のこととなるとなかなかそうはいかないということを、今回あらためて実感しました。諸先輩の皆さんから都度、幾度となく教えていただいていたし、自分でも分かっていたつもりだけれど、こんなにも影響をうけるとは! 娘の出来事がそのまま自分の出来事のように感じられる、その度合いが自分が思っていたよりも強かった半年なのでした。えへへ。



春からの高校生活が想像以上に楽しい様子を見て、母も一緒になってうきうき。毎日尽きない娘の話あれこれが力となって今を過ごさせていただいています。もちろん、これからもいろいろなことがあると思うけれど、乗り越えてゆく術をこの高校受験で得られたと2人とも感じています。



そして。
娘のことが落ち着いて、ほぅっと一息の、今。どんどん大きく、頼もしくなっていく娘を見て感じて、ふと考える自分のこれから。一番初めに浮かぶのは、やっぱりあらためて、健康第一! 「futana」を駆動しているのは今、その一心。生きている間ずっと、食べたいものを食べて動きたいように動いて、しっかり寝て起きて穏やかに過ごしてゆきたい。そう思いながら毎日を過ごしています。



自分の健康のためには娘や家族、近しい人の健康もとても重要になってくるのですが、それさえあれば、何をしてでも楽しんでゆけるなぁとも思っています。「futana」も、どんな形でも良いなぁと、ますます思います。実店舗を手放して以降、かたちや輪郭がどんどん柔らかに。

前はもう少し、「futanaはこうありたい」「こうして、こうあって、こうだ」という思いが強かった気がします。今はもう少し、「どんな形がよいのかな」「どんな形ででも、健康であればそれだけでいいな」と思います。「必要とされるかたちに流れてゆきたい」と、何かに溶け込んでゆきたいような気がします。



もちろん、見て選び、手に取り、肌にのせる洋服については、今まで通り変わらず、自分の中に「これが好き」の軸があります。その好きを持って、どこへでもどんな形でも求められる形になってゆけたらいいな、いいな。どんなが良いかな。



「futana」を必要としてくださったり、見守ってくださったりしている皆さんのご要望にのせて流れてゆきたいです。



と! その、「どんな形が良いかな、ご覧いただいている皆さんはどんな風が楽しいかな」を皆さんから感じさせていただく機会の一つとして、楽しみにしている来月の「移動式futana vol.2」!

コラム2日目の明日は、その「移動式futana」について書かせていただきたいと思います。



コラム1日目、ここまでお読みいただいて皆さま本当にありがとうございます。想像以上に話が着地せずで、ぽかんとなられたかもしれませんが、明日は! 楽しんでいただけるお話です。10月にご覧いただける作り手さんのこと、日程や会場など、あれこれを書かせていただきたいと思います。よろしければ明日もご覧いただけますと嬉しいです。

 

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