毎シーズン更新するのは”シルエット”と”バランス” 主婦 金子敦子さん
パンツは、楽チンでも
おしゃれに見える“極太”に
日々いろいろな服や着こなしを試し、
自分に似合うものを更新している金子さん
。“今の自分に似合うスタイル“を見つけるには、
それまでのスタイルをきっぱりやめることが
大事なのだそう。
スキニーデニム、
ぴったりパンツは
もうはかない
気になるお尻やふくらはぎを強調してしまう
細身のデニムやパンツは封印。
人気のワイドパンツよりさらに太い
“極太パンツ“なら、履き心地がいいうえ、
いつものトップスもぐんと新鮮な表情に。
「ある程度ゆとりのある服が今の気分。
半年前から愛用中のボリュームたっぷりの
デニムに慣れたら、
ふつうの太さが物足りなくなって(笑)、
極太チノパンを購入。極太パンツは履くだけで
いつもの装いが今っぽくなる、
頼りがいのあるアイテムです」
最近、ワードローブに加わったのが、
「ハーベスティ」の“サーカスパンツ”。
フロントタックとすそのダーツによる
ボリュームのあるシルエットが特徴。
「ワイドよりもさらに太い、極太パンツが今の気分。
トップスはコンパクトなものを選ぶのが鉄則です」
“ヒザデルパンツ”に小さな襟と高い位置についた
ポケットが目を引く「アトリエナルセ」の
リネンシャツをイン。
白シャツ×デニムの定番コーデも、
ディテールにこだわれば洗練された雰囲気に。
古着のニットと“サーカスパンツ”のベージュコーデに、
「重ね着にぴったりの長め丈」という「リネン」の
ギンガムチェックのシャツでアクセントを。
白のスニーカーで爽やかさをプラスして。
金子さんの定番「ニードルズ」の“ヒザデルパンツ”が、
“極太”に目覚めるきっかけに。50cm丈に裾あげした
「チャンピオン」のスウェットを合わせ、
「リネン」のロングシャツで縦ラインを強調。
text:増田綾子 photo:枦木功
『ナチュリラ vol.39』より
Profile
金子敦子
ブログ「命短し恋せよ乙女★50代の毎日コーデ」が大人気。『お母さん、その服なんとかしよ!ー毒舌ムスメのファッションチェック』(飛鳥新社刊)も好評。
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。