薄手もざっくりも、“ほどよいゆとり”のニット

【特集】大人のおしゃれに、ほしいもの
2017.10.25

大人になったら……何を着ればいいの⁉︎ そんな疑問にお答えすべく、ヒールを履かないカジュアルな大人世代に役立つアイテム選びと、その着方のコツを、じっくり96ページにわたってご紹介している『大人のおしゃれに、ほしいもの』。発売を記念して、「無理せず、すっきり」見える服選びのポイントを、ちょっとだけご紹介しますね。


コンパクトなハイゲージを着ると、背中やお腹のお肉が気になったり、ゆるめのローゲージを着てみたら、締まりがなくなってしまったり……大人のニット選びって意外に難しい⁉ と思ったら、こんなポイントをチェック。

Check 1

肉感を拾わない身幅の広さ

ムチムチ見えるタイトなもの、逆に袖ぐりがダブつくほど大きなものは避けて。数サイズ試着して吟味。

Check 2

要所はキュッと押さえて

身幅はある程度ゆったりしていても、袖口や裾のリブなどで抑えを効かせると、すっきりした印象に。

s-_MG_8736

日本生産にこだわった、奇をてらわないのに美しいシルエットが評判のニットブランド。ユニセックスを基本に全5サイズで展開され、自分の体型に合った一枚が必ず見つかる。ニット¥23,000/スローン

 

大人になったら、

ゆとりが大事

s-_I9A2249

切り替えられた編み地や大きなポケットが目を引くリブニット。身幅に十分な余裕があるのに、肩まわりや袖口はすっきり。太めのパンツを合わせても、ちょうどいいボリューム感に。「サイ」ニット¥73,000、「サイべーシックス」パンツ¥27,000/ともにマスタピースショールーム 「シンパシー オブ ソウル スタイル」ピアス¥14,000/フラッパーズ

 

ピタピタしないハイゲージ

薄手のものほど、大人になったら、シルエット選びに無理は禁物。ボディラインが響かない身幅の余裕が、かえってほっそり見せてくれます。

s-_MG_8296

ほどよいゆとりの薄手ニットは、ボトムにインする着こなしもきれいに決まる。上下を紺でまとめ、首にはスカーフをひと巻き。シックなパリマダムのように。「ジョン スメドレー」ニット¥30,000/リーミルズ エージェンシー パンツ¥18,000/ヒューマンウーマン 「マニプリ」スカーフ¥7,000/フラッパーズ 「メゾン ボワネ」ベルト¥16,000/ビショップ 「オッソ イタリィ」時計¥185,000/オッソ ジャパン 「イレニア ピー」シューズ¥24,000/ドゥエ パッシ ペル ウォッシュルミネ横浜店

 

もたつかないミドル〜ローゲージ

ボリューム感が魅力とはいえ、ざっくりニットをバランスよく着るには、アームホールが大きすぎず、袖口も絞られているものがおすすめです。

s-_MG_8308

味わい深いネップツイードのニットは、グレーのボトムやアイボリーのバッグと、ニュアンスカラーの色合わせを楽しんで。スカートは落ち感のあるしなやかなコットンシルク素材なので、ざっくりニットの持つ量感をほどよく抑えてくれる。「BPQC」ニット¥13,000/三越伊勢丹 「エンリカ」スカート¥32,000/フラッパーズ バッグ¥28,000/イッチ ブーツ¥53,000/プリュス バイ ショセ

 

photo:回里純子(model)、花田梢(still)  styling:矢島千夏子 hair&make-up:渡辺みゆき model:水越日麻(IPSILON)

『大人のおしゃれに、ほしいもの ヒールを履かなくてもきれいに見える服選び』より抜粋

Profile

大人のおしゃれに、ほしいもの ヒールを履かなくても きれいに見える服選び

ナチュリラ別冊

定価:本体1200円 +税 主婦と生活社刊

http://www.shufu.co.jp/books/detail/978-4-391-64088-5

 

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

ページトップ