「ミナ ペルホネン」のコートで冬支度

おしゃれさんコーディネート
2017.11.05

熊本「Ecru et pousse(エクリュ エ プゥス)」vol.13 晩秋の着こなし


みなさんこんにちは。
11月の「おしゃれさんコーディネート」を担当させて頂きます「Ecru et pousse」の松村由紀です。

2月、5月、8月を終え、今月が最終担当になります。撮影は、カメラマンの穴見春樹さんに協力してもらい、私たちなりの提案をして行こうと思います。今月も よろしくお願いします。

さて、11月になると一気に冬の気配。今年は早くから寒くなり、慌ててコートを出したり、お店でもコートを選ぶ方が増えました (熊本は、最近またポカポカ陽気な日も多いのですが) 。

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コートは、シンプルでベーシックな飽きのこないものも素敵ですが、「ミナペルホネン」のような、こだわりたっぷりの特別な1枚を持つのも私はオススメしたいのです。

「lumi(ルミ)」 という名が付いたこのコート。フィンランド語で「雪」という意味です。ドットがふわりと降る雪のよう。

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雪を思わせる生地は、やわらかなシルクシフォンにフロッキープリントのドット。シルクリボンを織り込んだ生地が、自由に飛び出す表情豊かなテキスタイル。

フォーマルな装いの仕上げに、こういうコートを自然な感じで羽織れるのも、年齢を重ねたからこそかなぁと感じるのです。

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コートの存在感を大切にしたいから、髪型はスッキリ。ノーアクセにしてみました。

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裏地はキリリとした白。小柄だから、袖を折り返した方が軽く見えて好き。

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すっきりシンプルなカタチなのに、この存在感。フサフサのリボンが、柔らかく包んでくれているよう。

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次はカジュアルなコーデに、同じコートを着てみました。デニムに白いブラウス、そして白いソックスでblue×whiteコーデ。

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靴はストラップシューズやバレエシューズの雰囲気が合いそう。

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寒い日もあったり、ポカポカ陽気な日もあったりと、もう少し冬よ待って~。いつものデニムスタイルも、コートを新調したら誰かに会いに行きたくなるね。

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次は、雰囲気をガラリと変えて。ショート丈のダッフルコートは、「ミナ ペルホネン」の代表作タンバリン柄。いつもなら選ばないカラーでも、このダッフルコートは別格で、じっくり眺めたくなる作りに、ため息がこぼれそうです。

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こだわりは裏地の色にも。タンバリンの刺繍の色と同じグレーかな。脱ぐときもテンションが上がりますよね。

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首元の部分にはボアが施されているので、あたたかみが増しますね。

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フードの形も「ミナ ペルホネン」らしいのです。こっそり被ってみたけど、とってもあたたかくって。

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中に合わせたのは、「petal flame(ペタルフレーム)」(花びらの炎)という名前がついた生地のワンピース。光の当たり具合で見え方が変わる、刺繍の存在感。

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民族衣装にあるような、ぷっくりとした刺繍。マスタードカラーに、落ち着いた色合いの糸のセレクトが気に入りました。

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ラストは「fine grass(ファイングラス)」と名前の付いたコート。「繊細な草」という意味を持つ、一見ベーシックなようで、じつは袖のない個性的なデザインのコートをご紹介します。

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とろりとした質感。触れて欲しい、うっとり優しい着心地なのです。柔らかなアンゴラとウールから生まれたこのコート。一度織られた生地からアンゴラ糸を掻き出すことで、この優しい質感が生まれたそうです。

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襟ぐりのボタンを外してみると、また違った雰囲気を出せるのです。

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難易度が高そうと思いがちな袖なしのコートですが、インに合わせるアイテムでガラリと雰囲気を変えられる万能コートに思えました。

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裏地は「flowerscope(フラワースコープ)」の生地が使われて、脱ぎ着もウキウキ嬉しくなる仕掛けが。

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中に着る服を変えてみました。「Gauze#」のギャザーブラウスは袖がふんわりで、こういった重ね着にも重宝するのです。

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バッグは「ミナ ペルホネン」のキッズ用ポシェットに一目惚れ。「moorii(モーリー)」と名前が付いていて、モシャモシャの毛並みをかき分けてみると、モーリーの目が覗くよ。何とも「ミナ ペルホネン」らしい仕掛け。

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グログランリボンの持ち手を短めに結び、使いたい。 パーティーにも良さそう (間口が狭く、私のスマホはひょっこり飛び出ちゃうんですがね。笑)

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コートは、お気に入りのコーディネートの仕上げになるもの。たくさんは要らない分、こだわった、とっておきの1枚をTPOに合わせて少しずつ揃えて行きたいですよね。

少しでも、今年のコート選びの参考にしていただけたら嬉しいです。HP内 itemページにてご案内予定ですので、気になる方はお問い合わせ下さいね。

それではまた来週。

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今週の穴見春樹さんの一枚。

anami
気持ちがいい日差しの中、

あるカップルの結婚式前撮りでの1枚。
自然体でいて、お二人らしさが伝わるような、
そんな思いがこもった写真を
これからも残せたらと思います。

 

撮影協力:atelier graine(アトリエ・グレーヌ)

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Ecru et pousse(エクリュ エ プゥス)

熊本市北区打越町40-61
TEL/FAX:096-288-3321
営業時間:11:00~17:00
定休日:日曜、水曜 (他、不定休)
http://www.ecru-et-pousse.com
Instagram: https://www.instagram.com/ecru_et_pousse

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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