「アナベルが咲き誇る頃」~おしゃれ暦vol.56皐月

おしゃれさんコーディネート
2018.05.26

『ナチュリラ』本誌でも、季節ごとのリアルクローズとそのおしゃれな着こなし方を提案してくださっている人気セレクトショップ「アナベル」。店主の伊佐さんによる、季節のおしゃれエッセイ・第56回目です。店名の「アナベル」は北アメリカ東部に自生するアジサイを品種改良した花。6月~7月に真っ白な小さい花をたくさん咲かせます。もちろん「アナベル」さんの店先にはこの花が。見頃に合わせて素敵なお洋服を探しに行くのもまた一興ですね。

 

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photo:川本浩太 text:伊佐洋平 model:伊佐奈々

 

 

前を歩く若者が、半袖の素肌をこすりながら、

肩をすくめて歩いている。

数年前に、この時期を「小夏」と呼ぶことにしたのだが、

夏のような暑さを垣間見せつつ、初春のような冷たい風も吹く。

どんなに夏日の予報でも、羽織は必須。

 

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初春に着ていたものとは違う薄手のもの。

 

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小夏から着始めて、夏中活躍するような羽織。

 

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今欲しいのはそんな生地の羽織もの。

 

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ワイドパンツが流行っているそうだ。

いろいろなタイプを履いてみたい。

袴(はかま)のようなリネンのパンツは、

少し丈が短くて、足元がすっきりと見える。

だから、気温の上がる今の時期、

つい登場回数も増えてしまう。

 

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透け感のあるような羽織には、

タンクトップも活用したい。

 

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そしてタンクトップやTシャツは、

少し高価でも、肌触りの良いものにこだわりたい。

 

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「ゴーシュ」のタンクトップは、

そんな大人の気分を十分に満たしてくれる。

 

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形だって重要だ。

とりわけサイドから背面にかけての

デザインには注目したい。

腕がスッと見えるものを選びたい。

 

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羽織って透けても素敵なものを選びたい。

 

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そしてもうすぐ咲くアナベルに合わせ、

真っ白なスタイリングも取り入れてほしい。

 

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初夏を少し過ぎた頃、梅雨を前にアナベルが咲き誇る季節。

「小夏」と呼んだその季節、白と青をたくさん着てほしい。

思い切って真っ白や真っ青も取り入れて。

時折降る雨や、時おり吹く風に、

アナベルの丸い花々が喜んでいるようにも見えるから。

 

 

 

 

 

 

羽織:ARTEPOVERA ¥21,000+tax

ボトム:HARVESTY ¥16,800+tax

タンクトップ:ゴーシュ ¥7,000+tax

バッグ:sono 価格未定

シューズ:R.U. ¥38,000+tax

帽子:maison de soil ¥11,000+tax

 

白ワンピース:blue in green ¥28,000+tax

白ボトム:blue in green ¥23,000+tax

ウェストアクセサリー:JEUJYEI 私物

シューズ:AUTTAA ¥41,714+tax

アナベル
神奈川県横浜市青葉区美しが丘2-20-1美しが丘アレービル104 

東急田園都市線たまプラーザ駅から徒歩5分       

 ℡045-482-4026

営業時間:11:00~20:00 水曜定休

http://www.f6products.com/

https://www.instagram.com/annabelle_104/

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