悩める大人の救世主! 「ル・ピボット」のシルケット天竺Tシャツ

“おしゃれの名脇役”に会いに行く!
2016.04.17

名作と呼ばれる映画には、必ずといっていいほど実力派の脇役が存在するもの。それは、おしゃれも一緒です。一見何げないのに、実は丹念にこだわって作られたアイテムたちは、主役を引き立てるための十分な腕前を持ち合わせています。この連載では、そんな“おしゃれの名脇役”にスポットライトを当て、王道のものから隠れた逸品まで、幅広くリポートしていきます。

photo : 花田梢 text : 三宅桃子

 

2012年に“1本の軸が通ったものづくり”をコンセプトにデビューしたのが「ル・ピボット」。東京・表参道にあるショップには、ワードローブの軸にしたくなるアイテムが揃っています。

 その中でも、大人の女性に必ず試していただきたい“名脇役”がこちら。

otona_MG_3422

「ル・ピボット」シルケット天竺Tシャツ 各¥4,900

 よく耳にするのは、年齢を重ねるにつれ、無地のTシャツを着るとラフに見えすぎてしまい、一枚で着るには勇気がいる……という悩み。実は、取材班もそのひとりでしたが、「ル・ピボット」のTシャツに袖を通し、鏡を見た瞬間に思ったのは「出会えた!」という感覚。その理由は……。

 

その1 クラス感が漂うシルクのような光沢

otona_MG_3455

見てください、このしなやかなつや。ハイクオリティな空気感を醸し出していますが、実はザブザブと洗えるコットン100%の天竺素材。こだわりについて、デザイナーの小林かず未さんに伺いました。

「細番手の60番の糸をしっかりと詰めて編んでいる生地なので、きちんときれいに見えます。また、糸の毛羽をとるシルケット加工を施すことで、コットンなのにシルクのような光沢が生まれるんです」

ほんのりパリッとした質感も、心地よさに拍車をかけます。

 

その2 二の腕がすっきり見える袖

otona_MG_3444

ベーシックなアイテムだからこそ、キモとなるのが美しいシルエット。春夏のトップス選びで真っ先に気になる部位といえば、二の腕なのではないでしょうか? シルケット天竺Tシャツを「一気に三色買いしてしまった!」というアタッシュ・ドゥ・プレスの岡本敬子さんは、そのよさを実感したひとり。

「『ル・ピボット』の服全体に言えるのは、大人の丸みを帯びた肩まわりを熟知して作られているということ。二の腕をすっきり見せるためには、袖幅や袖が落ちる角度が重要になってくるのですが、それらが綿密に計算されているんです。実はこれまで半袖Tシャツには苦手意識があったのですが、こちらと出会ってからは毎年買い足すほどになりました」

長年、国内外のブランドのPRを務め、ありとあらゆる服を着尽くしてきた岡本さんの言葉には、大きくうなずいてしまう説得力があります。

 

その3 上品な女性らしさを演出する首のあき

otona_MG_3434

「試行錯誤を繰り返して、やっとこのネックラインにたどり着きました」と笑いながら語ってくださったのは小林さん。

「詰まりすぎず開きすぎずという首の開き具合から鎖骨が少しだけ見えるカーブのつけ方、そして襟ぐりの幅……。ミリ単位の違いで印象が変わるので、品よく見えるバランスを追求しました」

シルケット天竺Tシャツを使ったイチ押しスタイルは、さわやかでクリーンな大人カジュアル。

otona_MG_3414

「ル・ピボット」スカート¥19,000、「エテール」ネックレス¥19,800

1枚ではもちろん、インナーとしても活躍してくれる同シリーズのタンクトップもかなりおすすめ。

otona_MG_3429

「ル・ピボット」シルケット天竺タンクトップ 各¥4,900

こちらも色違いで購入したという岡本さん曰く「タンクトップを着るときって、脇肉をどう隠すかという問題に直面するじゃないですか。これは絶妙な袖ぐりでうま~くカバーしてくれるんです。試着したときの“これはすごい!”という感激や衝撃は、今でも忘れられません」。ここ数年、ノースリーブから遠ざかっていた取材班も着てみて納得。そして、もうひとつ驚いたのが、そのプライス。レジへ向かう前に値札を見ると、税抜で¥4,900という買いやすい数字が。これには、「気に入ってくださった方にはリピートしていただきたくて」という、小林さんの強い思いが込められていました。

一年を通してまんべんなく売れ続け、リピート率も高いことからも信頼度の高さはお墨付き。お客さまからのリクエストを受け、長袖やドルマンスリーブなども展開するほどの人気も持っています。

「見た目はシンプルなんだけど、作りはシンプルじゃないのよね」とつぶやいていた岡本さん。違いのわかるおしゃれな大人たちをうならせてきたシルケット天竺シリーズ、次に感動するのは、あなたかもしれません。

ル・ピボット

TEL 03-6427-7530

公式サイト http://lepivot.jp/

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

ページトップ