今、ほしいのは清涼感! 白のバランス vol.2
身につけるだけで凛とした気持ちになったり、カジュアルな着こなしに女性らしさが加わったり、顔映りを明るくしてくれたり……。歳を重ねたからこそ気になる“白”の取り入れ方を、おしゃれ上手な7名にうかがいました。
photo:和田直美 text:坂本祥子
White 70%
シャツの内側からシックな色をのぞかせたり、ベージュでグラデーションをつけたり、“70%”くらいの見え方にすれば、白の分量が多めでも普段に取り入れやすいバランスに。
♯1
山下公子さん
「エミック・エティック」オーナー
白のロングシャツを
カーゴパンツでほどよくラフに
「きっちりしすぎないように、カーゴパンツで少しニュアンスを持たせます」(山下さん)。ボタンはすべて留めずに、色の分量を調整。シャツ¥40,000/エミック・エティック そのほかはすべて山下さんの私物。
♯2
蓮井まきさん
「マメロン」デザイナー
ホワイトの無地Tシャツは
白~ベージュの自然なグラデをつけて
「シンプルですが、シルエットが秀逸なんです」(蓮井さん)。チノパンでほどよく色に変化をつけて白を生かして。「セン」Tシャツ¥4,800/キトイト ターバン¥7,130/ハリ そのほかはすべて蓮井さんの私物。
♯3
金井美幸さん
「ル・ピボット」プレス
カシュクールシャツから
ほんの少し引き締め色をのぞかせて
「オフ白のボトムでグラデをつけるときには、黒のインナーでバランスを整えます」(金井さん)。シャツ¥16,800、タンクトップ¥6,000、パンツ¥16,800/すべてル・ピボット そのほかはすべて金井さんの私物。
♯4
近藤千恵さん
「カンペール」プレス
やさしい風合いが引き立つ
リネン素材のワントーンコーデ
袖の内側のフリルが女性らしさを添えるシャツ。「麻同士の春らしいトーンでまとめます」(近藤さん)。シャツ¥29,000、スカート¥36,000/ともにヴラス ブラム 目黒店 そのほかはすべて近藤さんの私物
『大人になったら、着たい服 2016春夏』より抜粋
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