“色”を味方に、自分らしいワードローブの作り方
こんにちは、編集部の大塚です。今週前半の東京はいきなりの夏日! 突然の暑さに着るものにオタオタしてしまいました。。とはいえ、また平年並みの気温に戻ったり。手持ちの春服で、気温の変化を乗り切りながらおしゃれを楽しむ……なかなかに難しかったりしますよね。
現在発売中の『ナチュリラ』2016春号vol.33では、“色”をテーマにおしゃれをご紹介しているのですが、中でも「5アイテムでつくるベースカラー別ワードローブ」という企画が、担当していてとっても勉強になりました!
これは、神奈川県横浜市の人気セレクトショップ「アナベル」の店主・伊佐さん(当Webでの連載「おしゃれ暦」でもおなじみですよね)によるレクチャーで、ネイビー・グレー・カーキ&オリーブ・ホワイトのそれぞれのベースカラーで各5枚の基本アイテムをセレクト。それぞれの選び方と着こなしの一例を見せていただいています。
たとえば、おそらくいちばん安心感のあるネイビー。ともすると制服っぽくマジメな印象になりがちなのですが、伊佐さんはこう提案してくださっています。
「これまでシャツを選んでいたトップスをカットソーにかえてみたり、紺ブレをリネンコートにチェンジしたり。ほんの少し発想を変えるだけでも、トラッドスタイルを保ちつつ新鮮であか抜けたコーディネートになりますよ」
選んだ5アイテムがこちら。ポイントは、差し色のイエローのカットソーと着こなしにリズムをつけてくれるネイビーベースのストライプパンツでしょうか。
着こなしの一例がこちら。
はおりものをジャケットではなく、くったりとした風合いのリネンのワークコートに。たちまちこなれた印象になりますね。
ここ最近の“白流行り”を受けて、気になる方も多いのでは? 白ベースの5アイテム。
どんな色柄も難なく受け止めてくれる“白”。とはいえ、あれもこれもと欲張らず、ほどよいバランスで取り入れることが大切なようで。そして、一口に白といっても真っ白、オフ白、生成りに近い白など色の微差を見分けたり、コットン、リネン、シルク……など異素材を合わせてコーディネートに奥行きを出すのもポイントです。
「大胆な鮮やか色のストールや柄パンツを思い切って組み合わせてみるのがおすすめ」と伊佐さん。ちょっと派手かな?と思っても、白と合わせることでほどよくバランスが取れ、おしゃれ感が増しますね。
誌面では、ここでご紹介した以外の着こなしや、グレー、カーキ&オリーブ派のワードローブも。「いつも同じ色ばかり買ってしまう……」というお悩みを持つあなた! ぜひ『ナチュリラ』2016春号vol.33も併せてチェックしてみてください! 手持ちの服をいかしつつ、組み合わせ方や買い足しで、ワードローブに新鮮な風を送り込んでみませんか?
『ナチュリラ』2016春号vol.33より抜粋
photo:枦木 功 text:坂本祥子
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