おしゃれな人の愛用率高し! 「アヤメ」のメガネ“フォーカス”

“おしゃれの名脇役”に会いに行く!
2019.08.12

おしゃれ感度の高い人たちが、こぞって愛用しているメガネといえば「アヤメ」。ブランド名は、デザイナー・今泉悠さんの出身地の市の花。“温故知新”をコンセプトに、来年で10周年を迎えるアイウェアブランドです。
「アヤメ」といえば、このモデル! というのが、2012年にサングラスとして誕生した“フォーカス”。

_MG_2002
「アヤメ」“フォーカス” 各¥35,000
※商品の価格は2019年8月現在のもので、表示は税抜きです。


「当時、『品よくおしゃれにかけられる淡いトーンのサングラス』として話題になり、度つきメガネも欲しいという要望に応え、2回のアップデートを経て現在に至ります。店頭に出してはすぐ完売、を繰り返している人気商品です」と語るのは、プレスの松本満寸美さん。

人気の理由を探るべく、メガネ迷子中の取材班がかけてみると……。あれ? いつも感じる違和感がまったくありません。
「直線的なラインでないほうが顔なじみがいいという理由から、デザイン画は手で描いています。また、描いた玉型を紙で切り抜いてはいろんな人々の顔にあてはめて、という作業を繰り返すことで、男女、顔型問わず似合うように追及しました」

そして、鏡で“フォーカス”をかけた自分をいろんな角度から見ていて感じたのは、光を通すたびキラッと品よく輝くこと。
「それは、メタルの内側にプラスチックを配したインナーリムというコンビネーションフレームだからです」

_MG_1982
インナーリムという技法は、メガネのふちを強調するために濃い色を使用するのが常識だったなか、このようにクリアなインナーリムでメタルを透けさせるというデザインはほとんどなく、話題になったのだそう。

そして、意外と存在感を発揮するのが、テンプルとフロントをつないでいる部分。

「細かいところではありますが、その部分には彫金が施されています」

_MG_1998このような繊細さが、洒落感と洗練度を引き上げてくれているのですね。
「こんな小さな世界なのに、ネジから含めると100以上の工程を経て作られているから驚きですよね」
メガネの世界的産地である福井県鯖江の工場で、熟練の職人さんたちがひとつずつ丁寧に手掛けているという背景にも、グッときます。

注目すべき要素はほかにも。70種類以上ある市販のカラーレンズ以外に、オリジナルカラーが9色も存在するんです。

_MG_2008
どの色も、ニュアンスのある絶妙カラーで素敵すぎる! でも、果たして顔にマッチするのか……。と不安な方もご安心を。カラーレンズに抵抗があった取材班が実際かけてみると、思っていた以上に顔なじみがよく、なによりその透明度に感動! いつも見ている景色とは別の美しさを映し出してくれます。
「このカラーレンズで見ると、本当に気持ちいいですよね」
とおっしゃる松本さんの言葉が、すべても物語っています。

フォーカスより、ひとまわり大きい“フォーカス-Ⅱ”も大人気。

_MG_1974
(右下以外)「アヤメ」“フォーカス-Ⅱ” 各¥35,000


右下の“フォーカス”と比べると、ほんの少し大きいのがわかります。この微妙な大きさの違いが、顔の印象を左右するというのがメガネ選びの楽しさのひとつです。

9月6日(金)には、ロゴを一新しつつ、ブランド初の路面店がオープン!  (住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-52-5原宿ニュースカイハイツアネックス102 TEL:03-6812-9119)。いち早く、足を運んでみて。

photo:花田 梢 text:三宅桃子

AYAME AOYAMA(ポップアップストア)※2019年8月25日(日)まで

東京都港区南青山3-17-1 FROM5 #301
TEL:03-6812-9119
公式サイト:http://www.ayame-id.jp/

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

ページトップ