あらためて「プリーツスカート」を

すっかり秋めいてきた今日この頃、みなさんはどんなおしゃれを楽しんでますか？　ただいま好評発売中の『大人のおしゃれに、ほしいもの　’19-’20秋冬』から、　ヒールを履かなくてもコーディネートがきれいに決まる、大人世代におすすめのアイテムをピックアップしてご紹介します。

気づけばラクで動きやすいパンツばかり、最近スカートに手が伸びていないという方、ちょっともったいない。エレガントさやかわいさは、やはりスカートならではですから。とはいえ、タイトで足さばきがよくないものは正直面倒……。そんなワケでおすすめしたいのが、長め丈のプリーツです。

ゴールドのラインを生かし、
ピリッと辛口にまとめて

クロスボディバッグやレースアップシューズなどメンズライクな小物で引き締めて、プリーツスカートをキリリとしたムードに。「ネル」スカート¥28,000、「フィータ」シャツ¥32,000／ともにシップスプライマリーネイビーレーベル　ブルゾン¥136,000／アスペジ 六本木店　バッグ¥34,000／ジャンニ キアリーニ 銀座店　ソックス¥4,000／ヴラスブラム 目黒店　「ニコラ エスポジート」シューズ¥32,000／ウォッシュ ルミネ横浜店

広がりすぎないラインと歩くたびに揺れる様子が大人っぽく、気になる下半身も巧みにカバー。マニッシュ靴にブーツ、スニーカーと、どんな足元でもバランスよく決まるのが嬉しいところ。正統派のキルトスカートから、注目のアコーディオンプリーツまで、今年はバリエも豊富。ご無沙汰していたスカートのアップデート、この機会にぜひどうぞ。

PLEATED SKIRT STYLE：１

広がりすぎずすっきり見える
注目のアコーディオンプリーツ

細く蛇腹のように生地を折りたたんだアコーディオンプリーツは、横に広がりすぎずすっきりした印象。
旬のボリュームトップスと合わせても、バランスよくまとまります。

ノルディックニットが
光沢のあるプリーツで軽やかな表情に

部分的にボックスプリーツを配したワザありのアコーディオ
ンプリーツ。ウエストはゴム＆ドローコード仕様なので、は
き心地もラクチン。光沢のあるスポーティな質感がノルディ
ックニットの甘さを抑え、新鮮なバランスに。「テラ」スカー
ト¥42,000、カットソー¥17,000／ともにティースクエア プ
レスルーム　「ウーア」ニット¥34,000／ジャーナル スタンダ
ード レサージュ 青山店　「ミニア」シューズ¥5,000／アシン

バイアスチェックのスカートで
トラッドに女性らしいヒネリを加えて

チェック柄の生地をバイアスに使い、細かなアコーディオン
プリーツを施して、ほっそりとしたシルエットに仕上げたス
カート。シャツの前裾をインし、ストールで首まわりにボリ
ュームを持たせることで、脚長な印象に。スカート¥37,000
／アンデコレイテッド　シャツ¥20,000／ガリャルダガラン
テ 表参道店　「ジョンストンズ」ストール¥62,000／リーミル
ズ エージェンシー　ブーツ¥29,500／ピコリノス・スピンラボ

PLEATED SKIRT STYLE：２

スタンダードなプリーツも
質感や長め丈で大人の表情に

ボックスプリーツやキルトスカートなど王道のタイプも長め丈で出揃っている今季。
トラッド気分のコーディネートもどこか大人のニュアンスが漂います。

かっちりジャケットに
やわらかなシルエットで抜け感を演出

起毛感のある生地に大きめのボックスプリーツを施したスカ
ート。ダブルのチェックジャケットと合わせれば、肩の力が
抜けたトラッドスタイルに。スカート¥63,000／アスペジ 六
本木店　「チルコロ1901」ジャケット¥68,000／ビームス ハ
ウス 丸の内　「45R」ブラウス¥38,000／フォーティファイブ
アールピーエムスタジオ　バッグ¥29,000／ペレボルサ　
「アクセル アリガトウ」スニーカー¥33,000／伊勢丹新宿店

技ありスカートには
少量の色を聞かせて小粋に

前後でひだの数を変えたボックスプリーツ。スカートのピン
ストライプと、スカーフやソックスの赤をつなげてアクセン
トに。「フランネル」スカート¥34,000／ブルーム＆ブランチ
青山　「アシェット」プルオーバー¥17,000／ミディアム・ス
クエア　「クレスピ」ブラウス¥14,000／岩久　スカーフ¥
7,900／ヒューマンウーマン　「パンセレラ」ソックス¥3,000
／真下商事　「クレマン」シューズ¥18,500／プーオフィス

『大人のおしゃれに、ほしいもの　’19-’20秋冬』より一部抜粋

photo：回里純子（人物）、花田梢（静物）　styling：矢島千夏子　hair&make-up：渡辺みゆき　model：水越日麻［IPSILON］　text：秋山圭子