どんなシーンでも合わせやすい、歩きやすい 「nakamura」の靴
~ 「岡の」より vol.12 ~
「nakamura(ナカムラ)」のシューズを愛用するようになってから、15年が経ちました。「nakamura」は、中村隆司さんと民さんご夫婦が営まれる靴店です。
こちらのシューズの特徴は、まず歩きやすいこと。そして、パンツにもワンピースにも、様々な服に合わせやすいこと。この春の子どもの卒業式と入学式、どちらもこの靴を履いて参列しました。
カチッとしたオフィススタイルにも、こうしたナチュラルなワンピースにも、パンツスタイルにも本当によく似合うのです。
革靴であるのに、履き心地がよく、スニーカーを履くような軽やかさ。それもそのはず、ご主人の隆司さんは靴のデザイナーになろうと志した際、まずはじめに老舗の登山靴店でみっちりと職人の技術を学んだのです。
トレッキングシューズのように丈夫で歩きやすいもので、街歩きもできるお洒落な靴。履く人の立場に立った、歩きやすい靴。
それが、「nakamura」の靴なのです。
私事ですが、若かりし頃に‟熱血スポ根少女”だったので、無茶な走り込みが響いて膝と腰にトラブルを抱え、今でも歩き過ぎた時に痛みを感じます。15年前に娘を授かりましたが、この子がすくすくと育ち、なんと生後半年で10キロ超え。そして、ベビーカー嫌いで抱っこが大好き。肩はもちろんのこと、腰に激痛が……。
その時は、今のように大人が履けるかっこいいスポーツシューズもなく、革靴で歩いていたのですが、あちこち痛くて散歩が全く楽しめない。それどころかスーパーへ行くのも一苦労。
その当時、雑誌で評判になっていた「nakamura」へ藁にもすがる思いで伺ったのでした。
外国人にも人気スポットの谷中のお店で、店内賑わう中、奥様の民さんが丁寧にお話を聞いてくださり、子育てに追われて自分のことを考える余裕のなかった私はそれだけで、とてもありがたかった記憶が残っています。
半年ほど待ってから手に入れた靴は、二人目の子育てもしっかり支えてくれ、街歩きも、土のグランドも共にたくさんの時間を過ごしました。すり減ったかかとを何度も修理してもらいました。
今お二人が工房兼ショップを構えるのは、日暮里発着の舎人ライナーに乗った先にある、足立区の下町。江北駅から徒歩2分という立地ですが、近くにお洒落なカフェやセレクトショップなどはありません。
ですが、「ここだから、出来ない」ではなく、「中心地でなくても、地方であっても、世界のどこにあっても出来る」という自信がお二人からは伝わってきます。
今でもオーダーをしてから数ヶ月待たなければ手に入りません。私のお店でも、いくつかのサイズ展開はしていますが、常に欠品がありオーダーを頂いてから3〜4ヶ月ほどお時間を頂かなければなりません。気になった方はまずはサイズがあるかどうぞお問い合わせ下さい。
そして、最適な靴を探し求めている方にはぜひ「nakamura」の工房を訪ねることをお勧めします。奥様の民さんがカウンセラーのように丁寧にお話を聞いてくださり、自分に合う靴を見つけ出してくれますよ。
全てのデザイン共通(メンズ・レディースともに)
¥28,600(税込)
※「nakamura」の靴は店頭での対面販売のみで承っております。
ですが、外出が難しい状況が続く場合、以前「nakamura」の靴をお求めでサイズ感が分かる方に限り、対応させていただきます。お品物のお問い合わせは下記アドレスまでメッセージをお送りください。
okano.shop@icloud.com
メールの返信に2日ほどお時間を頂く場合がございます。
※お電話は金土日のみの営業であり、お店番1人のため、対応できないことがございます。
お手数おかけいたしますがどうぞよろしくお願いいたします。
東京都目黒区大岡山1-6-4
TEL:03-5726-9843
メールアドレス:okano.shop@icloud.com
営業日:金・土・日
営業時間:12〜19時
Instagram「@oka_no.oookayama」
※感染症予防のため、しばらく休業とさせていただきます。
今後の営業についてはインスタグラムでお知らせをしますので、ご確認ください。
休業期間中もメールやインスタグラムでのお問い合わせは受付けております。
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