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エスニックなアイテムを落ち着いた雰囲気で

おしゃれさんコーディネート

2020.07.12

大阪・箕面「ALPOA(アルポア)」 vol.10

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大阪・箕面「ALPOA(アルポア)」の山本えりです。7月も中盤となり、これから徐々に暑さが増していきますが、そんな夏だからこそ着たくなるエスニックなアイテムをいくつか取り入れて、大人のリラックス感と遊び心のあるコーディネートをご紹介したいと思います。

メキシコの伝統を継承しながら、カラーなどをモダンな感じに置き換えて提案してくれる素敵なブランド「pips ropa(ピップスロパ)」のチェーンステッチによる幾何学文様が施されたウィピル(民族衣装)。そんなブラウスは、デニムはもちろん白や黒のスッキリしたパンツなど、さまざまなボトムとバランスが取りやすく合わせやすいのですが、今回はシンプルなデニム合わせでは物足りず、さらにスカートを重ねてあえてボリュームを出す着こなしにしてみました。

黒地にチェーンステッチ刺繍がとても綺麗に映えるブラウスは、スリーブレスなようでいて肩を覆い、着丈も安心感が。サラリと着るだけで雰囲気の良い綺麗なトップスです。

デニムの上に合わせたのは、「AHUJAS（オウジャス）」のインド綿刺繍スカートです。たっぷりと生地を使って程よいドレープやボリュームを形成していますが、裾はサイドが短めに設定されているので、軽やかな動きも生まれパンツと合わせてもバランスよくまとまります。

ふんわり柔らかく軽い印象でありながら、凛とした雰囲気に仕上げるため、靴はチラリと肌が見えるフラットシューズを選びました。

バッグもトップス同じくメキシコのハンモックバッグを。本来は色々なサイズ展開がありますが、全体的にボリュームを出したので、小さめサイズのショルダータイプを選びました。ワンショルダーでコンパクトなサイズ感ですが、見た目以上に収容量は大きいんです。

そして次は同じく「pips ropa(ピップスロパ)」のダイヤ柄が浮かぶチュニックを中心に、立体的なワイドパンツと合わせて、少しリラックス感のある靴やカバンを合わせました。

手紡ぎ・手織りで仕立てられた柔らかく軽い薄手のコットン生地にダイヤ柄が浮かぶチュニックは、インナーを濃色にしてボトムもチャコールで合わせてワントーンにまとめ、柄を際立たせるようにしました。フロントもバックスタイルも雰囲気良い着姿です。

手元に合わせたのは「ishi jewelry（イシジュエリー）」のシープレザーのブレスレット。細く梳かれたレザーをしっかりと目を詰めて丁寧に編み込んだレザーの表情がとても素晴らしくプロダクトというよりは“作品”ともいえる完成度の高さです。シルバーやゴールドのバングルももちろん合いますが、シープレザーのしっくりくる質感が全体の雰囲気を趣き深くまとめてくれます。

足元はあえてラフでリラックス感のある、ヨーロッパはチェコ「TRIOP(トリオプ)」のリカバリーサンダルを合わせました。スッキリとしたフォルムと大人っぽい素材使いで、どこか上品な印象にも映ります。そんな砕けすぎないバランスに加え、安定性のあるフィット感がとても絶妙で履きごごちもよく、私たちお気に入りのサンダルです。

モノトーンなスタイルなのでカバンには、カラーリングが美しいアシンメトリーストライプのハンモックバッグを合わせました。ハンドルも少し長めなので、ドルマンスリーブのようにボリュームのある袖のトップスでも、肩にかけやすいサイズ感です。

エスニックなアイテムをいくつか取り入れましたが、色使いや小物選びで幼くならないように、素朴になりすぎないように意識しました。リラックスアイテムで楽に涼しく過ごしたいですが、凛とした雰囲気も大切にしたいので、レザーの表情をチラッと覗かせたり、シルバーやゴールドなどのアクセサリーでバランスを調整たりして、夏の装いを楽しみたいですね。

モデル・文：山本えり

coordinate item
トップス：「pips ropa」HUIPIL from JUCHITAN ￥16,000 + tax
カットソー：モデル私物
スカート：「AHUJAS」EMBROIDERY LONG SKIRT / WHITE ￥15,800 + tax
パンツ：「WESTOVERALLS」801S / BIO BLUE ￥22,000 + tax
シューズ：「"M"」LEATHER SHOES - Calla Lily ￥29,000 + tax
バングル：「Touareg Silver」Bangle 06 ￥28,000+ tax
バッグ：「pips」ONE HANDLE MINI HAMMOCK BAG - SOLID ￥7,000 + tax