パワーサラダの朝ごはん

器店主の朝ごはん
2020.09.06

「うつわと暮らしの道具 日々花[Hibika]」田原あきこさんvol.1

鳥取県米子市で「日々花」というお店をしております田原あきこです。
今日から4回にわたってわが家の朝ごはんをご紹介していきますね。

まずはこの夏、多いときは週8で朝晩問わず食べていたパワーサラダの朝ごはんです。
野菜だけでなくお肉も卵もしっかりととれて元気が出るサラダです。

この日の調理と言えるものはトマトとゆで卵を切っただけ。
サニーレタスはまとめてちぎって冷蔵庫に入れてあるし、
ゆで卵、レンチンブロッコリー、低温調理したムネ肉をほぐしたものはまとめて作り置きしているので、
忙しい朝も、疲れて帰った夜も、さっと作れます。

日によっては野菜のバリエーションを変えたり、ムネ肉がツナになったり、豆や海藻が入ったり。
下に麺類を入れてサラダ麺にすることもあります。
最後にナッツなどのトッピングを散らして、その日の気分で好きなドレッシングをかけていただきます。
たかがサラダなんだけど、タンパク質も良質な油もしっかりとれるので、かなり満足感があるんです。

トッピングはくるみとアーモンド、それにフライドオニオンの3種類がわが家のテッパン。
香ばしさとザクザク食感が加わって本当に楽しいサラダになるんです。
これはぜひためしてほしい!

この日は大山町の古民家ベーカリー「よしぱん」さんのキッシュとともに。
健康上の理由で小麦は控えていますが、こちらのキッシュは特別。
1日のはじまりにぐんとテンションが上がるのです。

あとは自家製ヨーグルトに実家の木苺をソースにしたものをかけました。
(これもどっちも常備してるから盛るだけ)
それに葡萄とオレンジジュース。
朝のフルーツはマストで、常に2種類以上は家にないと落ち着かないぐらいです。

カラフルなサラダにはお互いを引き立てる白や黒のうつわを。
使いまわしやすいベーシックな色のうつわを基本に、
色のうつわや木や竹のもの、ガラス、布など、色や質感の違うものを組み合わせると、
メリハリのある楽しい食卓になりますね。

作家さんのうつわって本当に面白いなと思うのは、やっぱりそれぞれの個性、
そして同じものがないということです。
釉薬の溜まりや貫入、鉄粉の爆ぜた痕、焼き加減、作り手さんの指跡、
ガラスのゆらぎ、木目や節も、ひとつずつ違うそのすべてが愛おしく感じます。

イベントや旅先などで手にとった出会いを大切に、
ひとつひとつの器の個性を愛し、お気に入りを1つずつ迎え入れているので、
ぜんぶバラバラですが、だからこその組み合わせを楽しんでいます。

9月の日曜日は、私の偏愛うつわと朝ごはんをご紹介していきます。
1か月どうぞお付き合いくださいね。

【今日のうつわ】
サラダのボウル 角掛政志さん、川口武亮さん
キッシュのお皿 宮田竜司さん、サブロウさん
ヨーグルトのカップ 伊藤亜木さん、橋村野美知さん
オレンジジュースのグラス おおやぶみよさん、鳥山高史さん
木のフォーク 町田翔さん
カトラリーレスト 岩田智子さん
葡萄の浅鉢 荒木義隆さん
ヨーグルトのスプーン 新潟で作られたもの

→「うつわと暮らしの道具 日々花[Hibika]」の記事はこちらから

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うつわと暮らしの道具 日々花[Hibika]

鳥取県米子市角盤町1-71
TEL:0859-30-4666
Email:utsuwahibika@gmail.com
営業時間:平日11:00~17:00、土日祝12:00~16:30
定休日:不定休(Instagramをご覧ください)
https://hibika.theshop.jp/
Instagram:@hibika_yonago

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