秋のほっこりメニューをほっこりうつわで

器店主の朝ごはん
2020.11.08

「うつわと道具や ころは」南方あゆみさんvol.2

こんにちは。11月の4週間に渡り朝ごはんコラムを担当させて頂いている「うつわと道具や ころは」の南方です。
我が家の朝ごはんとうつわ使いをご紹介させて頂きます。

第二回目は寒くなってきた朝に身体を温めてくれるほっこりメニューの朝食です。
身体を温め血行を良くしてくれる温野菜、旬のさつまいもご飯、中華たまごスープ、おからのポテサラ風、フルーツの無花果です。

ブロッコリーと根菜のサラダを盛り付けた鉄釉のお皿は鴻義成さんのうつわ。
鉄釉の濃い茶色が野菜の彩りを引き立ててくれます。
6寸ほど(約18~19㎝)のお皿は我が家ではおかずの盛り付けに重宝しています。
少し深さがあると煮付けなど汁気のあるお料理にも使いやすいのでとても便利です。

さつまいもご飯は三木(店主)のぞうの絵柄のごはん茶碗で。
マットな質感なので手に持った時の感覚がやさしいうつわです。
ご飯は「朝日米」という在来の品種で農薬を使わない自然栽培で作られたお米を使っています。できるだけ身体にやさしい食材を選びますが、毎日食べるご飯は特にこだわって選びたい食材です。

中華たまごスープは矢倉藍子さんのそば猪口に。
種子を描いた絵柄が秋を感じさせてくれます。
とろみをつけた中華スープは朝の冷えた身体をあっためてくれます。

おからのポテサラ風は辻さゆりさんのお花の豆鉢で。
ノスタルジックな藍色がおからとのコントラストで引き立ててくれます。

無花果はicura工房さんのさくらの木のカップに。
木のうつわは一つあるだけで温かみを感じさせてくれます。

今回は、秋を感じさせる色合いや絵柄のうつわを選んでみました。
茶色やノスタルジックな藍色と木のうつわを合わせるとほっこりとした食卓になりました。
色の組み合わせはお洋服のコーディネートと似ています。
色味の違ううつわ同士でも色のトーンが似ているものを合わせるとまとまりやすいと思います。もちろん盛り付けるお料理を引き立ててくれることも意識しながらなので、なかなか難しいのですが。あーでもない、こーでもないと考えるのも楽しいですよ。

今回使用したうつわと道具
・鴻義成さん   鉄釉サラダ皿
・矢倉藍子さん  そば猪口
・辻さゆりさん  はな豆鉢
・icura工房さん さくらの木のカップ
・三木あゆみ   ごはん茶碗、黒土スプーン&箸置き
・公長斎小菅   角箸

 

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うつわと道具や ころは

兵庫県神戸市垂水区仲田1-1-6
TEL:078-708-8770
Email:koroha.curry@gmail.com
営業時間:11:00~18:00(1階カレー屋は16:30まで)
定休日:水・木(臨時休業あり)
https://koroha.shop-pro.jp/ 
Instagram: @koroha.ceramics

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