スパイス入りスープで身体ぽかぽかの朝ごはん
「うつわと道具や ころは」南方あゆみさんvol.3
こんにちは。11月の4週間に渡り朝ごはんコラムを担当させて頂いている「うつわと道具や ころは」の南方です。
我が家の朝ごはんとうつわ使いをご紹介させて頂きます。
第三回目は野菜たっぷりスープがメインの朝食です。
ごはん食が多い我が家ですが、今回は時々食べたくなるパン食のメニューです。
にんじん、玉ねぎ、トマト、大豆を煮込んだスパイス入りのミネストローネ、バケット、かぼちゃサラダ、ブルーベリーヨーグルトです。
ミネストローネにはオリジナルスパイスを仕上げに少し入れています。
クミン、カルダモン、クローブ、コリアンダー、ターメリック、チリペッパー、フェヌグリークなど様々なスパイスをブレンドしています。
スパイスは漢方なので、身体を内から温めてくれる効果があります。
寒くなってくると、このスープがいつも食べたくなるんです。
うつわは三木(店主)のスープボウルに。
リムが広めで絵柄があるので盛り付けたお料理の額縁のようになる所が気に入っています。
バケットをのせているのは第一回目でも使用した福井一伯さんのオーバル皿です。
前回は魚の切り身を盛り付けましたが、洋食にもとても合うんです。
バケットは岩塩入りのオリーブオイルにつけて食べるのが好きです。
かぼちゃサラダも時々食べたくなるメニューの一つです。
特に旬の食材は積極的に摂るようにしています。
こちらのうつわも第一回目で使用した伊藤豊さんの小鉢です。
芋やかぼちゃなど秋の食材がとても合ううつわなんですよね。
ブルーベリーヨーグルトのカップは作家のうつわではなくインドの再生ガラスのカップ。
気泡が入っていたり手づくりの温かみを感じるインドやタイのガラスは焼物と通じる魅力があります。
作家のうつわともよく合うんです。
木のトレイは田中陽三さん。
木のスプーンとフォークはicura工房さんのものです。
彫り跡や質感に温かみを感じる木の道具は食卓に彩りを与えてくれます。
秋らしい暖色系のコーディネートを手軽に演出してくれますよ。
木の道具はお手入れなど気にされる方が多いのですが、使ったらすぐに洗い乾かすことを意識しておくだけでいいと思います。
他の食器と同じように洗剤で洗って大丈夫です。
油ものは染みになるのでは?と不安になる方もいらっしゃいますが、木は油を吸うことでツヤがでてきます。初めは気になるかもしれませんが徐々になじんでくるので、いいツヤを出す気持ちでどんどん使い込んで下さいね。
長期間の使用で表面が少し白っぽくなってきたらオリーブオイルを少量塗りこんでツヤを出してあげると、より愛着が湧き長く使っていくことができます。
いつもの食卓に木の道具を取り入れてみるのはおススメです。
ぜひ試してみて下さいね。
今回使用したうつわと道具
・福井一伯さん オーバル皿・中(マット)
・伊藤豊さん 土化粧小鉢(くろ)
・堂下了一さん カップ
・三木あゆみ スープボウル
・icura工房さん さくらの木のスープスプーン、ウォルナットのヒメフォーク
・田中陽三さん くるみの木のトレイ
・インドの再生ガラスのカップ
兵庫県神戸市垂水区仲田1-1-6
TEL:078-708-8770
Email:koroha.curry@gmail.com
営業時間:11:00~18:00(1階カレー屋は16:30まで)
定休日:水・木(臨時休業あり)
https://koroha.shop-pro.jp/
Instagram: @koroha.ceramics
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